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テーマ:政治について(20105)
カテゴリ:政治がおもしろい
立憲民主党の代表選挙が終わった。
過去候補の代表戦の演説を聴いた。 これまで何回も街頭や討論会で表明してきたであろう自身の背景・生い立ちに関し、各人が述べるところがあった。しかし、これを聴いていて、もはや必要ではないのはないかと感じていた。代表戦に立候補したて当初であれば必要な件で述べるべきことであろうと思われるがこの選挙日当日においては投票者はすでに何度も何十回も聞いていると思われる。 「町長をやっていた」「パーマ屋のせがれ」「京都で大学生」「新潟の米」などの生い立ちはいまさら聞くまでもないことである、と思えた。それよりは立憲民主党をどうしたいか、代表になったときにどう運営していくかを述べるべきではないだろうか。その点、私の記憶に残ったの泉健太氏の執行部を男女同数半々にすると言った言葉だけであった。 彼は彼自身が率いるグループを持ち、早々に立候補を表明して、小沢グループからの支持を取り付けた。前回の代表選に立候補していた経験が一日の長となり、優勢に進めたように思う。これは、先手先手で自民党総裁選を勝ち抜いた岸田首相と同じであるように思う。先手必勝、先行逃げ切り。演説を聴いていても党首たらんとする内容であるように感じられた。 思うに逢坂誠二候補は一大グループ、サンクチュアリからの後押しを受けながらも同じグループの小川淳也候補の立候補を許してしまったことがいい印象を与えなかったかもしれない。また、教育に重点を置きすぎるあまり、将来設計はいいけれども今そこにある危機に対する対応、政策が見受けられなかった気がする。小川淳也候補は立候補出来て良かったと思う。対話集会も良かったと思う。真摯に考え、真摯に対応し、真摯に伝えようとする姿勢は評価できる。また、理念、理想もいいと思える。聴いていて感動してしまう。しかし、現実問題。今そこにある危機にどう対応するのか。小川氏が代表でなければならない根拠が足りなかったように思う。西村智奈美候補も素晴らしく、代表になりえる存在だと思えた。ただ、施策や方針が社会福祉等に軸を置きすぎている感じがした。内政も大事であるが外交もある。政権党となるにはいろいろなことを考えなければならない。 終わってみれば、なるべくしてなったと思える泉健太代表。 幹事長に西村智奈美氏、代表代行に逢坂誠二氏、政調会長に小川淳也氏、国対委員長に馬淵澄夫氏、選対委員長に大西健介氏を起用とのこと。そのたは公約通り男女同数となるのかしらん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.12.01 19:23:13
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