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カテゴリ:家で見た映画
話題になった「最後の決闘裁判」を見る。 マット・デイモンとベン・アフレックが脚本に参加し、主演・共演する作品だ。 物語は1386年フランス史上、最後の決闘裁判を基にした原作による。 婦女暴行事件が裁判となった。 まず、夫で騎士のジャン・ド・カルージュ(マット・デイモン)の証言を基にした映像があり、次に、暴行犯とされる準騎士である元友人のジャック・ル・グリの証言を基にしたもの。その次に、暴行をされた妻マルグリット・ド・カルージュの証言を基にしたもの。そして、裁判で汚名をはらすべく騎士ジャン・ド・カルージュが決闘による裁定を申し出る。 神が見ていらっしゃるから、勝った者が正しいと、いうことになる。 もしも、騎士ジャン・ド・カルージュが負けてしまったら、妻マルグリット・ド・カルージュは嘘をついたということになり生きたまま火あぶりの刑に処せられる。なんとも、非業だ。 人民の注目を浴びた決闘裁判は、その会場が十重二十重と民衆に取り囲まれる。観客席というか、立会席にはフランス王はじめ貴族、関係者が席を連ねる。 死闘を制したものは…。 重厚感のある映像。中世という時代を意識してか、映像は暗い。 中世の時代における婦女暴行という題材は、見ていて現代の犯罪に通じるものがあり、その行状、感情は重く見ている者の心にのしかかる気がした。 騎士役マット・デイモンも妻役ジョディ・カマーも伯爵役ベン・アフレックもフランス王役アレックス・ロウザーも似合っていると思える。その中で、イケメンとされるアダム・ドライバーには容姿に違和感を持った。女がほっておかない二枚でキャスティングすべきだったのでは? 2021年/アメリカ/153分/PG12 監督:リドリー・スコット 原作:エリック・ジェイカー 脚本:ニコール・ホロフセナー、ベン・アフレック、マット・デイモン 出演:マット・デイモン、アダム・ドライバー、ジョディ・カマー、ベン・アフレック、ハリエット・ウォルター、アレックス・ロウザー、マートン・ソーカス、ナサニエル・パーカー 原題:The Last Duel(「最後の決闘」) お薦め度 「最後の決闘裁判」★★★★(80%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.12.12 22:26:33
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