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カテゴリ:映画館で見た映画
”レザレクションズ”という聞きなれない単語。 ”復活”という意味らしい。 ”キリストの復活”(Resurrection of Christ)と使われているようだから、その意味合いでsは複数ということだろうか。 ネオとトリニティーの復活。を指しているのかもしれない。 前作より60年たっているようである。 冒頭、コンピューター・ゲーム「マトリックス」のゲーム会社で働くトーマス・アンダーソンが登場し、その世界がリアルなのかどうなのか、判別しづらく、「マトリックス」をゲームだと矮小化してしまったら、なんともつまらない続編第4作ではないかと思い始めた矢先、その世界は… 現実とマトリックスとの区別がつかない世界に連れてゆかれる。 そこからは、前もっての1作目から3作目の復習が功を奏した登場人物の把握ができた。しかし、モーフィアスをはじめ、スミスも似て異なる容姿となっているので戸惑う。 ”リブート”(再起動)という言葉も出てくるけれど、”リブート”でなく”レザレクション”であるということに注目したい。 見た目的にはネオ(キアヌ・リーブス)とトリニティー(キャリー=アン・モス)以外に過去作品での登場者がいないことは進化していることの表現なのだろうか。 3作目で渾沌とした内容で終わった作品であったが、この新作も渾沌としていて、何がどうでこの結末?と思えなくもなく、現実世界はどこにあり、マトリックスはどの空間に存在するのか、判然としない。それは私の理解不足なのか? 物語としては破綻していると思えるけれど、とにもかくにも世界的大ヒット作品の新作を見られた。そのことに満足してしまう。 2021年/アメリカ/148分/G 監督:ラナ・ウォシャウスキー 脚本:ラナ・ウォシャウスキー、デビッド・ミッチェル、アレクサンダル・ヘモン 出演:キアヌ・リーブス、キャリー=アン・モス、ヤーヤ・アブドゥル=マーティン2世、ジョナサン・グロフ、ジェシカ・ヘヌィック、ニール・パトリック・ハリス、ブルヤンカー・チョープラー・ジョナス、ジェイダ・ピンケット・スミス、クリスティーナ・リッチ、チャド・スタエルスキ 原題:The Matrix Resurrections(「行列(数列(コンピューター)が支配する仮想現実空間)復活」 お薦め度 「マトリックス レザレクションズ」★★★★(80%) 字幕翻訳:林完治 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.12.30 18:21:59
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