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カテゴリ:映画館で見た映画
期待して見た。 うぐぐぐ。ごごご。これが「スパイダーマン」の映画なのか。「ドクター・ストレンジ」の作品なのかと思える予告編まである。 うがった見方となるのか、わからない、腑に落ちないところがある。もろ手を挙げて絶賛というわけにはいかない。 ネタバレ! ネタバレ!! ネタバレです!!! ネタバレを書きます。 スパイダーマンが3人いると!? しかも当然ピーター・パーカーも3人。 しかし、それは同一人物じゃない。いや。同一人物なの?いや、違うよね。 トビー・マグワイアのスパイダーマンは見ていたので馴染みがあった。 アンドリュー・ガーフィールドのアメイジング・スパイダーマンは見ていないので、わからん。 過去の宿敵が時空を超えてやってくる。ん?ん?ん?世界はいくつもあるの? パラレルワールドって一つじゃないの? 時空を超えてやってくるから、やられた怪物たちがきてもよさそうなものだけれど、あとから登場のスパイダーマンたちが恋人や友達を亡くしたと言ってるよ。ならば、敵である怪物たちも亡くなっているはずでは? タイムトラベル物によくある話で、過去に遡ったら、過去の出来事を変えないで!って。怪物たちから能力を消し去って元の世界で殺されないように、生き続けるために浄化する(?)っていうのは時空を超える法則から外れているのでは?おかしくない?物語破綻してるよ。というか、能力無くして元の世界に戻ったら元の世界の物語が破綻するよ。 スパイダーマンが3人そろい踏み。過去の悪役キャラ登場とスパイダーマン・ファンには魅力的なのかもしれないが、「???」と違和感を感じてしまって、不条理に気づいてしまったら、のめりこめない。 おもしろい、楽しめる、魅力的だけで映画という作品は作っていけないと思う。どんなにヒットし、どんなに人気を呼ぼうとも、筋・通ってないんだもん。ついでにいうと、みんながスパイダーマンのことを忘れるという魔法のはずなのに、スパイダーマンのことは忘れていない。それなのにピーター・パーカーのことは忘れてしまっている。これっておかしくない?おかしいでしょ。 メイおばさんのマリサ・トメイはとても好きな女優だ。生かしてほしかった。 ウィレム・デフォーがいい役やってるね。グリーン・ゴブリンが懐かしく、正悪の間でゆれる心の機微を演じて秀逸、一番共鳴できる役柄だった。ウィレム・デフォーは悪役顔で悪役を演じることが多いけれど、悪役でも心を持った人物を演じたりする。渡辺大にもそんな役柄、まわってこないかな。(「るろうに剣心 京都大火編:参照」) 2021年/アメリカ/149分/G 監督:ジョン・ワッツ 原作:スタン・リー、スティーブ・ディッコ 脚本:クリス・マッケンナ、エリック・ソマーズ 出演:トム・ホランド、ゼンデイヤ、ベネディクト・カンバーバッチ、ジェイコブ・バラロン、アルフレッド・モリーナ、ジョン・ファブロー、ジェイミー・フォックス、ウィレム・デフォー、ベネディクト・ウォン、マリサ・トメイ、トニー・レボロリ、J・K・シモンズ、アンガーリー・ライス、ポーラ・ニューサム、ハンニバル・パレス、マーティン・スター、J・B・スムーブ 原題:Spider-Man:No Way Home(「スパイダーマン:帰り道無し」) お薦め度 「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」★★★★(80%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.01.23 19:16:17
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