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カテゴリ:家で見た映画
一時引退したオードリー・ヘップバーンがカムバックした作品だ。 共演はショーン・コネリーとロバート・ショウ。二人とも大好きな俳優だ。 ショーン・コネリーは初代ジェームズ・ボンドとして有名だが、装着していたカツラを取りたくて007を降板したという話がある。薄い頭をさらけ出してなお、男性の魅力プンプンのコネリーだ。後年、薄毛のまま007に復帰もしている。有名作品への出演も多く、演技巧者としても名をあげたように思う。「風とライオン」「王になろうとした男」「遠すぎた橋」「メテオ」「薔薇の名前」「アンタッチャブル」「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」「レッド・オクトーバーを追え!」「ライジング・サン」「ザ・ロック」「アベンジャーズ」「エントラップメント」などと枚挙にいとまがない。 ロバート・ショウは若くして(51歳)心臓発作で急逝したことが惜しまれる渋さのあるスターだった。注目を浴びた「バルジ大作戦」のドイツ陸軍タイガー戦車隊隊長・へスラー大佐は脳裏にこびりついている威厳のあるかっこ良さだ。「007ロシアより愛をこめて」では敵役の殺し屋としてコネリーと共演している。もう一役脳裏にこびりついているのが「スティング」の大親分だ。これまた恰幅よく敵役を演じている。しかし、みんなが一番目にしたのは「ジョーズ」なのかもしれない。老境を演じることなく他界したことが悔やまれる名優だ。 オードリー・ヘップバーンは「ローマの休日」で彗星のごとく現れ一躍大スターになった女優だ。亡くなった今でさえ彼女の顔をそこかしこで目にする。(広告媒体で起用され続けている)彼女の作品はどれも素晴らしいが、中でも抜きんでて素晴らしいのは「マイ・フェア・レディ」であろう。個人的には「緑の館」の妖精が一番好きだ。いや、妖精でなくて妖精のような女性が一番好きだ。 <<ネタバレ>> さて、この作品、ロビン・フッド(ショーン・コネリー)が使えていた王の死去により18年ぶりに帰郷する。そこには元恋人で修道院院長になってしまっていたマリアン(オードリー・ヘップバーン)が代官(ロバート・ショウ)に行政に従わない罪で捕らわれようとしていた。代官を追い返したロビンはマリアンを連れて森へ逃げるが、マリアンの代わりに修道女たちが捕らえられた。ロビンたちは彼女たちを救出した。その後、新しい王の手下と代官たちの大軍とロビンを慕い集まった農民たちとの争いとなり…。 ロビンと代官が一騎打ちで勝敗を決することに…。 マリアンが流す一縷の涙に、深く感銘した、 ラスト、空に向け放たれた矢が崇高で幸せな感じがした。 Amazonにて 1976年/イギリス/106分/ 監督:リチャード・レスター 脚本:ジェームズ・ゴールドマン 出演:ショーン・コネリー、オードリー・ヘップバーン、ロバート・ショウ、リチャード・ハリス、ニコル・ウィアムソン 原題:Robin and Marian(「ロビンとマリアン」) お薦め度 「ロビンとマリアン」★★★★(80%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.01.26 21:33:01
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