|
テーマ:最近観た映画。(39954)
カテゴリ:家で見た映画
”Stazione Termini (1953) (imdb.com)” 旧作をAMAZONPRIMEで見る。 「靴みがき」「自転車泥棒」で名をあげたイタリアの巨匠ビットリオ・デ・シーカ。彼の作品「ひまわり」は永遠の名画である。「慕情」でヒロインとして永遠に名を遺したジェニファー・ジョーンズと稀代の二枚目「陽のあたる場所」の主人公で有名なモンゴメリー・クリフトの共演。 これまで終点という言葉しかなかったところ、この作品以降、終着駅という言葉が使われ定着するようになったとのこと。 期待した作品ではあったが、起承転結のうち転結しかない。それでも紆余曲折、右往左往する主人公の心、行動。別れがたい旅先での出会いを振り切り異国イタリア・ローマから夫と子供が待つアメリカへ帰国しようとするアメリカ人女性。相手は米伊ハーフの英語教師の若者。激情に駆られながらも彼の行く末と自らの家族を思って別離するしかないのか?…。手荷物をまとめて届けた甥っ子がリチャード・ベイマーとは気づかなかった。「ウエスト・サイド物語」のトニーである。 恋心の行く末はどうなるのか? AMAZONにて 1953年/アメリカ/89分/G 監督:ビットリオ・デ・シーカ 原作:チェザーレ・ザバッティーニ 脚色:チェザーレ・ザバッティーニ、ルイジ・キャリーニ、ジョルジオ・プロスペリ 台詞:トルーマン・カポーティ 出演:ジェニファー・ジョーンズ、モンゴメリー・クリフト、ディック・デイマー、ジーノ・チェルビ、パオロ・ストッパ、リチャード・ベイマー 原題:Terminal Station(「発着駅」) お薦め度 「終着駅」★★★☆(70%) ※ 似て非なる作品だがエリザベス・テイラー主演、リチャード・バートン共演の「予期せぬ出来事」のほうが数倍おもしろい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.02.11 10:55:33
コメント(0) | コメントを書く
[家で見た映画] カテゴリの最新記事
|
|