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カテゴリ:家で見た映画
”The Lost Daughter (2021) (imdb.com)” 娘を亡くした母親かと思ったら、そうではなくて、娘を拒否した母親だった。 おもしろい内容の作品ではなくて、見ていて鬱屈を覚える作品だった。共感できる人がいるんだろうけれど、私としては共感の有無より前に拒否したい作品である。子育ての大変さはわかるが拒絶する、その行動がわからない。 主演オリビア・コールマンは「女王陛下のお気に入り」でアカデミー主演女優賞を受賞し名を馳せ、「ファーザー」でも存在感と演技力を見せた。今回もアカデミー賞にノミネートされるだけに期待したが、とらえどころのない心情表現についていけなかった。 久々に見るエド・ハリスは老けていた。まったくのおじいさんだった。 若いころのレダを演じるジェシー・バックリーの良し悪しはともかく、この女性が後年オリビア・コールマンになるとは容姿的に思えなかった。 悪い奴ら(?)の若い妻役のダコタ・ジョンソンには驚きだ。容姿を変えるほどのメイクをしていないにもかかわらず、「フィフィティ・シェイズ・オブ・グレイ」「ネクスト・ドリーム ふたりで叶える夢」「ロスト・ドーター」とダコタだと気が付かない。私が認識していないだけなのか、特徴のない顔をしているのか。普通に容姿端麗なのがきづかない理由なのかもしれない。 この作品は女優のマギー・ギレンホールの初監督作とのこと。 2021年第78回ベネチア国際映画祭最優秀脚本賞を受賞している。 ”Lost Daughter”の日本語訳を検索してみたところ、主人公の娘たちを指すタイトルでなくて、主人公本人を指す意味だと知った。 Netflixにて 2021年/アメリカ/122分/ 監督:マギー・ギレンホール 原作:エレナ・フェッタンテ 脚本:マギー・ギレンホール 出演:オリビア・コールマン、ジェシー・バックリー、ダコタ。ジョンソン、エド・ハリス、ピーター・サースガード、ポール・メスカル、ダグマーラ・ドミンスク、アルバ・ロルバケル、ジャック・ファーシング、オリバー・ジャクション=コーエン、パノス・コロニス 原題:The Lost Daughter(「迷い娘」) お薦め度 「ロスト・ドーター」★★★☆(70%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.02.12 16:02:36
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