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2022.02.27
テーマ：最近観た映画。(39945)
カテゴリ：家で見た映画
 ”Extraction (2020) (imdb.com)” 2020年にNetflix から全世界に配信され、一カ月の視聴世帯数最高記録を一週間で塗り替えた作品とのこと。 インドの麻薬王の息子がバングラデシュの麻薬王に拉致され、身代金を要求される。インドの麻薬王は収監中で資金は国によって凍結されていたため身代金を払うことが出来ず、また、インドの麻薬王は支払いを拒んだ。部下は、名うての傭兵タイラー・レイクに救出を依頼した。そして、救出を決行するが…。 インド映画を見ていてある作品でイギリスから独立した後、ヒンドゥー教とイスラム教で分裂し、それぞれの宗派が大移動してインドとパキスタンに分かれたことを知った。パキスタンはインドを挟み東西に分かれたがウルドゥー語の西とベンガル語の東で仲たがいをして、東パキスタンがバングラデシュとして独立したらしい。そのバングラデシュが舞台となる。 ＜ネタバレ＞ インドの麻薬王とバングラデシュの麻薬王とでの誘拐事件はとんでもない抗争であると思った、加えて、バングラデシュの麻薬王はバングラデシュの警察を手中にしていて、本来犯罪を取り締まるべく警察なのに犯罪を幇助している。 そんな中での救出だから四面楚歌はもちろん、依頼主からも付け狙われるという逃げ場のない脱出となる。銃撃に次ぐ銃撃。あちこち怪我したタイラー・レイクは身を挺して誘拐された麻薬王の息子を守り抜く。 インドとバングラデシュの社会情勢を思えば、とんでもない作品を作ったものだと言わざるを得ない。 Netflixにて 2020年/カナダ・アメリカ/117分/ 監督：サム・ハーグレイブ 原作：アンデ・パークス、ジョー・ルッソ、フェルナンド・レオン・ゴンザレス 脚本：ジョー・ルッソ 出演：クリス・ヘムズワース、ルドラクシャ・ジェイスワル、パンカジ・トリパティ、デヴィッド・ハーパー、ゴルシフテ・ファラハニ、ランディープ・フーダー 原題：Extraction（「抜き取り」） お薦め度 「タイラー・レイク -命の奪還-」★★★★（80％） お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2022.03.03 08:58:50
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