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カテゴリ:家で見た映画
”Winter on Fire: Ukraine's Fight for Freedom (2015) (imdb.com)” ロシアから戦争を仕掛けられたウクライナのドキュメンタリー映画。 親ロシア政権に対抗したウクライナ国民のデモ、闘争をとらえた作品だ。 2013年にEUとの協定調印直前に破談にしたヤヌコービッチ大統領の国民に対する裏切りに学生運動からデモが始まり、その日のうちに広場を占拠するまでの規模になった。このデモ隊を鎮圧するために政権は警官隊に当初はこん棒で、次にはゴム弾で、そして実弾、銃弾で狙撃までするようになった。デモ参加者は丸腰から木の盾を持ち、退役軍人たちに身を守る指導を受けたりするけれど、初めて死者を出した後は死者、けが人、行方不明者(警官たちによる連行)が続出する。 警官たちは救護所やけが人を助ける人々を狙撃、襲撃する…。 ……… 自由と子供たちの未来のために! 丸腰で立ち向かうデモ隊の心意気。 今、ロシアに侵攻されているウクライナはこの作品を見る限り死んでも降伏しないと思える。 ネタバレになるが、93日間の闘争はヤヌーコビッチ大統領のロシア亡命、そして、議会での大統領選の早期実施などで幕を閉じる。 しかし、その後、字幕で知らされるがロシアのクリミア半島支配、東ウクライナ地区の占拠という実効支配が続いている。と作品は終わる。 ロシアのウクライナへの暴挙はとどまらず今日の侵攻となった。そのことについてほとんど知らなかったことを私は恥じたい。 Netflixにて 2015年/イギリス・ウクライナ・アメリカ/98分/ 監督:エフゲニー・アフィネフスキー 脚本:デン・トルモール 原題:Winter on FIre:Ukraine's Fight for Freedom (「燃え上がる冬:自由へのウクライナ闘争」) お薦め度 「ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘い」★★★★(80%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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