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テーマ:読書(8504)
カテゴリ:読書
文章が硬いのか読みづらい。 そして、目次にもあるのだが4人の主人公がそれぞれ個別に章をたてて話が展開する。関連性はなく、巡って続きが始まると、それまでの話を思い出すのにも苦労する。 そうして展開されたそれぞれの物語が関連性を帯びてつながり始め、最終的に集約する傑作となるのか。 第7回アガサ・クリスティー賞を受賞したミステリーだから期待する。 しかし、腑に落ちる話となり一応の解決はするけれど、すべてが集約されるわけでもなく。ところどころわからないまま散逸した感じを残して終わる。こちらを鼓舞したり熱くしたりするものは絵以外にほぼなく、強いインパクトに欠けるという選者がいたがその評のごとく感じられる作品である。 とはいえ、登場人物のそれぞれの思い。絵に執心する気持ちや出会った人へのシンパシイ、コーヒーへのこだわり、顧客に対する親切心など心に染みるものはあった。 窓から見える最初のもの【電子書籍】[ 村木 美涼 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.03.13 22:20:54
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