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カテゴリ:家で見た映画
The Tomorrow Man (2019) (imdb.com) 「明日の恋の見つけかた」とは粋な題名のつけ方だ。原題からして、主人公の男性は破滅する地球を想定していろいろなものを備蓄している老齢の年金生活者である。 主演はジョン・リスゴー。悪役・脇役で活躍した俳優で、「ガープの世界」「愛と追憶の日々」で注目され、「リコシェ」「クリフハンガー」「ドリームガールズ」とヒット作が続き、年老いてなお出演作が続く。相手役のブライス・ダナーは「パパ」で私が惚れてしまった女優。その後、見る機会はなかったが、ちょこちょこ出演はしていたようで、グウィネス・パルトロウの母として有名。若いころのまま歳を取った感じが品良くていい。最近「ストレンジ・アフェア」「ハーツ・ビート・ラウド」と見る機会があった。 (ネタバレ?あらすじを書く) 何事も始末して家の中も清潔に片付け、毎晩あくこともなく、離婚した妻のテレビニュースを見ている。一人息子とその妻と孫娘が車で1時間の距離の邸宅に住んでいる。 毎日通う巨大(?)スーパーでこざっぱりした現金払いをする老齢の女性を見かけ、興味を持ちます。それからは彼女の買う物に注視し、自分と同じ種族だという思いを深めます。自分と同じ種族とは、始末をし小ぎれいで現金または小切手払いをする人。(クレジットカードなどで借金を残さない) 車の幅寄せで出会いを演出するなどずるいこともするけれど、ほっこりする感じで恋の予感が…。 これが邦題「明日の恋の見つけかた」につながると思う。 けれど、主旨はあくまで破滅する未来に備える男の話。 恋の行方も感謝祭あとに彼女の家に立ち寄ったことにより…。 すったもんだで結末の予言的シーンで終わる。 あらすじ書いたけれど肝心なところはすっ飛ばしているので、興味を持って見ていただければ、あらすじにないところを楽しめる。と思う。 Netflixにて 2019年/アメリカ/94分/ 監督:ノーブル・ジョーンズ 脚本:ノーブル・ジョーンズ 出演:ジョン・リスゴー、ブライス・ダナー、デレク・セシル、ケイティ・アセルトン、ソフィー・サッチャー、イブ・ハーロウ、ウェンディ・マッケナ、イザベル・ボーニ 原題:The Tomorrow Man(「明日の男」) お薦め度 「明日の恋の見つけかた」★★★☆(70%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.03.27 21:33:09
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