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カテゴリ:家で見た映画
Christmas in the Wild (2019) (imdb.com) ロブ・ロウ久々の主演映画を見る。 ロブ・ロウは映画「アウトサイダー」で注目され、ブラット・パック(将来有望な若手スターの一軍)の中で将来を嘱望された最有力なスターであった。続く、「ホテル・ニューハンプシャー」ではジョディ・フォスターと共演。大学卒業・就職にかかわる群像劇「セント・エルモス・ファイヤー」の中でも異彩を放ち、「栄光のエンブレム」では若手スター、パトリック・スウェジと共演。シンシア・ギブの売り出しにも一役買う。「きのうの夜は…」でデミ・ムーアと共演。と順調に見えたが、1988年に未成年少女との性的関係のビデオ流出で一時、表舞台から消え去った。その後は、チョイ役やマイナー作品での出演をしていたようだが、存在を知ることはなかった。私がロブ・ロウの復活を知ったのは人気テレビシリーズ「ザ・ホワイトハウス」の大ヒットによってである。この作品で名声(?)を取り戻した彼は映画とテレビで出演を続けている。そして、この「ホリディ・イン・ザ・ワイルド」では製作総指揮と主演を兼ねている。相手役クリスティン・デイヴィスの一人息子役としてロブ・ロウの次男であるジョン・オーウェン・ロウが出演している。 クリスティン・デイビスはかわいくて美しくて、私の好きな女優さんだ。彼女を一躍有名にしたのはテレビシリーズ「セックス・アンド・ザ・シティ」でお堅いお嬢様役がはまり役だった。といっても、私はテレビは見ていず、映画の「センクス・アンド・ザ・シティ」と「セックス・アンド・ザ・シテイ2」しか見ていないけれど。今回も獣医資格を持ったセレブの有閑マダムといった役どころが似合っていていい(笑)。 さて、この作品は一人息子が大学入学と同時に寮に入り、夫婦二人水入らずになる機会にセカンド・ハネムーンにアフリカに行こうと計画したところ、息子の旅立ちとともに、夫に別離を告げらた。やむなく、セカンド・ハネムーンのアフリカへ一人旅に出た。レストランで知り合った男はセスナ機パイロット、予定外のプロペラ機の不時着から、そこに暮らすアフリカゾウの保護地区で生活することになり…。 原野保護区での暮らし、象の世話、従業員との交流。獣医であった彼女には動物に対する愛情が湧き出てくるように思えた…。 忍ぶ思いというか、物事を赤裸々に語ることはせず、事実だけを淡々と受け止め、日々、象のケアをして暮らす毎日。そこには都会にない有意義なものが感じられた。 とても心に染みる物語。像の保護についても伝えていて、生きとし生けるものを大切にする精神が宿んでいる気がする。 感じ入りました。 Netflix にて 2019年/アメリカ/85分/G 監督:アーニー・バーバラッシュ 脚本:ニール・ドブロフスキー、ティッピー・ドブロフスキー 出演:ロブ・ロウ、クリスティン・デイビス、ファジレ・ムペラ、ジョン・オーウェン・ロウ、コリン・モス、ヘイリー・オーウェン 原題:Holiday in the Wild「野生の中の休日」) お薦め度 「ホリディ・イン・ザ・ワイルド」★★★★(80%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.04.10 16:01:02
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