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カテゴリ:家で見た映画
(C)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会 過去作というか、テレビなどで見ていたファンには理解充分なのだろうが、初見でこの物語を見せられると主人公二人ヴァイオレットとギルベルトとの相関関係がわからず、またヴァイオレットが義手であることも戦闘員であったこともまったくわからないまま見ていくしかない。 何がどうなのか、現代と思われる後年のシーンも含め理解不可能なまま見続けることになる。想像と思考により説明不足を補足しながら二人の関係性を構築し、そしてクライマックスの再会までを把握することは至難の業と思える。この物語を知っている人からすれば、(映画ゆえの)ダイジェスト版的な省略も全く意を介さないだろうけれど、初見の人間には不親切極まりない。 ということなので、この作品の真髄は理解できたと思うけれど、理解できれば良いというのが映画ではないはずだ。それゆえ、もう少し丁寧な作りが必要だったのではないか。 とはいえ、クライマックスに感情移入して、泣いてしまったのは、単なる、条件反射でなかったと思いたい。 Netflix にて 2020年/日本/140分/G 監督:石立太一 原作:暁佳奈 脚本:吉田玲子 出演(声):石川由依、浪川大輔、子安武人、木内秀信、戸松遥、内山昂輝、遠藤綾、茅原実里、水橋かおり、佐藤利奈、遠藤大智、八十川真由野、松元恵、中田譲治、麦人、間宮康弘、三瓶雄樹、原島梢、桜木可奈子、齋藤綾、引坂理絵、諸星すみれ、宮本充、篠原恵美、京田尚子、川澄綾子 お薦め度 「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」★★★★(80%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.04.16 22:04:00
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