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2022.04.17
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カテゴリ:家で見た映画

(C)2019 長島大陸映画実行委員会

女優対決といえるような作品。
チラシに”ふたりの母”とあるように”ひとりの子”「とわ」(豊和)に育ての親と生みの親。山田真歩と貫地谷しほり。たぶん山田真歩が主演級スター女優であれば2大女優対決と話題にもなったんだろうな、と思えた。
地味な作品ゆえ話の全容というか島の人々の関係性がわかるまでつまらない感じがします。
特別養子縁組の話が出てきてから物語が展開しだして、鬱屈した寂しげな佐藤茜(貫地谷しほり)の表情の謎も解ける。

日野家とどちらを応援しようというより、見ていれば必然と思える結果が想像つくけれど、果たしてそうなるのか。
育ての親・日野五月(山田真歩)の七転八倒とも思えるあくせくした行動は生みの親以上に母親になりたい気持ちからではないだろうか。
環境・状況を思えば帰結するところは一つと思えるけれど、そこに至るまでの彷徨がこの作品の見どころなのかも。
夕陽のあとが奇麗というとおり、とてもきれいな映像があった。

船上で対峙するふたりの母…
見ている私は涙、涙、涙、だけでなく嗚咽を漏らすほどでした。
評価すべき作品だと思う。

Amazon Prime Video にて

2018年/日本/133分/G

監督:越川道夫
原案:舩橋淳
脚本:嶋田うれ葉
出演:貫地谷しほり、山田真歩、永井大、川口覚、松原豊和、渡辺早織、鈴木晋介、宇野祥平、滝沢涼子、木内みどり


お薦め度
「​夕陽のあと​」★★★★☆(90%)





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最終更新日  2022.04.24 12:17:15
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