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テーマ:最近観た映画。(39950)
カテゴリ:家で見た映画
ポスター画像 僕が「ロッキー3」だと思っていた内容は「ロッキー4」のようだ。この「ロッキー3」は記憶から全く抜け落ちていた。 「ロッキー2」がヒットするも”お涙頂戴”の作品として酷評されたスタローンは、”涙”を排斥し確固たる作品を作り上げる。この「ロッキー3」での監督の手腕は高く評価され、気に入ったジョン・トラボルタに「サタディ・ナイト・フィーバー」の続編「スティン・アライブ」の監督に指名されたと伝え聞いた。ただ、製作も脚本も監督もスタローンなので「サタディ・ナイト・フィーバー」で一躍スターになったトラボルタが指名したというのは宣伝文句だったのかもしれないと今になって思う。とはいえ、抑えのきいたボクシング映画である。 アポロとの壮絶な打ち合いのタイトルマッチを制して世界チャンピオンになったロッキーは防衛を重ね、10回を達成する。プロレスラーとのチャリティー・マッチに登場するなど、ハングリーにかける状況にあった。ロッキーのセコンドであるミッキーは老体に心臓病を抱えていた。 チャレンジ精神旺盛な若いボクサー、クランバーは力をつけランク1位に到達していた。逃げを決め込むロッキーを挑発し、タイトル戦を戦うことになる。そのタイトル戦前、ロッキーとクランバーの小競り合いでミッキーは体を痛め、胸も苦しくなり、セコンドにつけず控室で横たわることになる。そして…。 失意の底から立ち直り、技術を手に入れ、タイトル戦再試合に挑むロッキー。結末は…。 冒頭は「ロッキー2」のクライマックスをそのまま運用しているので、「ロッキー2」の手法であるけれど、そのあとさんざん聞かされた”ロッキーのテーマ”の音楽でなく”アイ・オブ・タイガー”が流れる。ここぞというときには”アイ・オブ・タイガー”。そして、アポロも””アイ・オブ・タイガー”を取り戻せと言う。「ロッキー」「ロッキー2」と試合後の描き方が違う。ここに感情過多でないゆえんがあるのかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.05.01 18:51:05
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