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2022.05.05
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テーマ:読書(8509)
カテゴリ:読書


しみじみと感動。

小川糸の小説の語り口は女性である。
朴訥に紡ぐように話す、そんな感じで読書した。

「ライオンのおやつ」のライオンには意味があった。おやつは文字通りおやつだったけれど。
不治の病にかかった一人暮らし33歳の女性が育ての親に最後の別れも告げず瀬戸内の島、ホスピスにやってきた。その終末期の暮らしを主人公しーちゃんの言葉で紡いでいる。
ビンビンというほどではないので、ヒンヒンくらいかもしれないけれど、読むとヒンヒン感動しながら、先を先を、しーちゃんを死に急がせるわけではないけれど、読み進まずにはいられなかった。
どんどん、どんどん読み続けたい本。それが、小川糸の本である。

”生きることは、誰かの光になること。”

人は何ゆえに生きるのか。という命題を頭の隅に抱えていた私に、この言葉はある種の答えであった。
”誰かの光になること”、そう思って彼女は書いているのかもしれない。


ライオンのおやつ (一般書 212) [ 小川 糸 ]





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最終更新日  2022.05.05 22:48:56
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