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テーマ:読書(8504)
カテゴリ:読書
なんてこった。 読む本を間違えた。 「百貨の魔法」を読んで感激し、その元となった「桜風堂ものがたり」を読もうとして、シリーズ最新刊の三作目を手に取ってしまった。しかも、そのことに気づかず、ホラーのような、ファンタジーのような現実離れした作品を読み、その内容に入り込めずに8割ほど読んだときに気づいた。この本が「桜風堂ものがたり」でないことに。 ショックのあまり言葉に出来ず、それでもほとんど読んでいたので最後まで読むことにした。そして、読了。スタンド・バイ・ミーのような子供の冒険譚から始まる物語に不思議なまま心に染みわたることなく読み終えた。痛恨の極み。 この本の良さはこの本だけで理解できる人もいるかもしれないけれど、やはり元ネタ「桜風堂ものがたり」を読んでから出ないとその世界に入っていけないような気がする。そして今、「桜風堂ものがたり」を読み始めた。読み始めて、ようやくこの読書レビューを書ける気持ちになった。 この作品を正当に評価できない自分に残念な気持ちである。 桜風堂夢ものがたり [ 村山 早紀 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.05.21 11:39:35
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