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カテゴリ:家で見た映画
Bei Jing yu shang Xi Ya Tu (2013) (imdb.com) これ、おすすめ映画です。 中国映画だと思っていたけれど香港映画なんですね。 ラブ・コメを見たいとNetflixで検索していたら、アメリカ映画のラブ・コメはほぼ見てしまっているので、台湾映画もこのあいだ見たから、中国映画で探してみたら出てきた作品。 妊娠している北京の若い女性が、出産のためにシアトルに飛んできた。入国審査でいろいろ聞かれるも英語ではうまく説明できない。やっとの思いで入国した彼女が荷物を置いて待つのは空港タクシー乗り場?ぽつんと一人。ようやくきた車のドライバーに30分も遅刻したと罵詈雑言を浴びせる。口やかましい中国人そのもの。ドライバーは移民の中国人男性だった。そして、助産院についた時、目的の助産院は不法なためか警察がいて妊婦たちが連行されるところだった。行き先をなくした彼女はどうにかしろ、助産院に連れていけとわめき散らす。遠路着いた助産院には、あき部屋は小部屋しかなく広い部屋にかえろとわめく。金はいくらでも出すと。彼女の彼は金持ち既婚者だった。彼女は出産に向けて散々な経験をすることになる…。 どうしてシアトルなのか?出産代が安いのか、と思ったけれど、彼女は映画「めぐり逢えたら」の大ファンであった。「めぐり逢えたら」は原題が”Sleepless in Seattle”とあるように、シアトルでDVD映画鑑賞女子会をして眠れない夜、眠らない夜を過ごす人の物語、ラブ・コメ作品である。この作品の中でも映画館で「めぐり逢えたら」を鑑賞するシーンが挿入されている。名画を映画館で見られる幸せ。今の日本ではないかな…。 中国で出産できない、中国では中絶するしかない女性がアメリカにわたって出産し、子供の国籍を取得できることはすごいことなんだろう。そのことを描いたドラマだと思った。彼氏とのトラブルも解決もこの作品の本筋だと思った。 映画「めぐり逢えたら」では彼女たちは映画「めぐり逢い」がフリークというほど狂人的ファンであり、どちらの作品もエンパイアステートビルが重要な待ち合わせの場所となる。それゆえ、この作品でもエンパイアステートビルのあるニューヨークに出かける。そこで大事件。警察に拘束されてしまうトラブルにあう。このままだと強制送還か…。 このあとはこの「北京遇上西雅圖」をご覧ください。 まっとうな人たちが純然たるやさしさ、思いやりで幸せ、生きることの素晴らしさ、家庭の姿を家族の在り方を見せてくれます。とてもとてもハートウォーミングな作品です。 この「北京遇上西雅圖」はいくつか題名があり、「北京遇上西雅图」、Bei Jing yu shang Xi Ya Tu、”Finding Mr.Right”のようです。Netflix「めぐり逢いの予感」は内容にマッチしていない気がする。 もう一度書きます。とってもおすすめの映画です。 そして、この作品には続編が作られ、「北京遇上西雅圖2」”Finding Mr.Right2”として公開されています。Netflixでこの続編、見られないかな。 2013年/中国・香港/122分/ 監督:シュエ・シャオルー 脚色:シュエ・シャオルー 出演:タン・ウェイ、シュウボ・ウー、ハイチン、ホンメイマイ、エレイン・ジン、イーウェイ・リウ、ワン・チエン、リー・チー・ホン、ジェシカ・ソング、モニカ・ソング、ルネ・ワン、トムジョーンズ 原題:北京遇上西雅圖 英題:Finding Mr.Right(「いい人を見つけて」) お薦め度 「めぐり逢いの予感」★★★★(88%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.05.21 18:37:17
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