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カテゴリ:映画館で見た映画
(C)2021 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved. トム・クルーズのトム・クルーズによるトム・クルーズのための映画「トップガン マーヴェリック」。 実写だ実写。CGを使っていないということが、話題となっているが、まったく、ぜんぜん使っていないのか?だとすれば、ヘリや戦闘機が爆破されたところは、爆破したのだろうか?という素朴な疑問を持ちつつ…でも、訓練飛行とか作戦飛行とかの飛行シーンは実写なのだなと思いながら見た。 若ぶりの年齢を感じさせないトム・クルーズが演じるマーヴェリックは現役であっても最前線の飛行機乗りから降りることを考えると本来ならアラフォーの設定なのではないかと思えた。撮影時は56歳であったが、10歳ほど若い設定であるに違いない。と思い、ググってみると2010年にこの続編が提案されれているから今から12年前でトムは47歳、小さな役どころとなり脇に回るはずだった。この時点でもトムの実年齢よりはやや若い設定で作られるはずだったと思える。年齢だけを考えると違和感を感じるかもしれない。また、そんなところに気を遣う観客は私だけかもしれない。続編を提案した「トップガン」の監督トニー・スコットが自殺したことにより中断してしまった。最新鋭のドローンなどにより戦いを予定されていたけれど、中断から再開した時には最速戦闘機での戦いにかわったようである。そして、マーヴェリックが主軸となったと思える。 それにしても、トム・クルーズ最強である。自分で金を出し、自分で主演し、大ヒットさせる。いまどき、これだけのハリウッドスターは唯一無二、トム・クルーズだけだろう。 素晴らしいハリウッド映画であった。 【ネタバレ】 物語がどうとかいうことではない。ただ感想。 この作品が作られた当時、誰もが想像する敵国で武器製造がおこなわれていて、その秘密基地、武器貯蔵庫を爆破する。これはもうアジアのあの国ですよね。 マーヴェリック(トム・クルーズ)の相手役になったペニー・ベンジャミン(ジェニファー・コネリー)がゴージャス!!金持ちすぎる!!!戦闘機パイロットの集まる飲み屋を買い取り、ヨットを保有し、ポルシェを乗り回す。バツイチ子持ちのセレブ!!これ、すごすぎないか? エド・ハリスの出演が嬉しすぎる、しかし、出番が少なすぎる。 アメリカ映画を見ていて思うが、戦友を見捨てない。たとえ死体となっても必ず母国に持ち帰る。そういう決まりや規範があるのかどうか知らないけれど、心情も含めてそうみたいだ。その最たるものが映画「プライベート・ライアン」だ。4人兄弟のうち3人が戦死した今、その母のもとへ末弟を一人だけでも帰還させようと小隊を派遣し、多く者が犠牲になりながらも末弟を生きて帰らせる話。ハッピーエンドにしたいハリウッド映画的なこともあるだろうけれど、敵地に落下したマーヴェリックを見捨てない。敵機を盗んで帰還しようとするも、とうとう撃墜されるというその刹那、助けるというもの。兵士を同胞を見捨てないアメリカ。その精神はウクライナの地に侵攻している大国にはない心意気なのだろうなぁ。 2022年/アメリカ/131分/ 監督:ジョセフ・コジンスキー 脚本:アーレン・クルーガー、エリック・ウォーレン・シンガー、クリストファー・マッカリー 出演:トム・クルーズ、マイルズ・テラー、ジェニファー・コネリー、ジョン・ハム、グレン・パウエル、ルイス・プルマン、チャールズ・パーネル、パシール・サラディン、モニカ・バルバロ、ジェイ・エリス、ダニー・ラミレス、グレッグ・ターザン・デイビス、エド・ハリス、バル・キルマー、リリアナ・ウレイ、アンソニー・エドワーズ 原題:Top Gun:Maverick(「トップガン マーヴェリック」) お薦め度 「トップガン マーヴェリック」★★★★(80%) 字幕翻訳:戸田奈津子 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.06.04 23:29:09
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