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テーマ:読書(8503)
カテゴリ:読書
今日、やっと読み終えた。 桜風堂ものがたりを最後まで読めて幸せだった。 「終章 星をつなぐ手」を読む前に一呼吸というか半日あけて、読んだ。 読んでいて、涙があふれてきた。 山間のさびれてしまった町の古びた本屋に人が集い、年老いた店主から若い月原一整に受け継がれる書店。桜風堂書店。 年老いた店主の夢なるサイン会の企てが個人の夢から作家の協力の申し出により、最終的には結構な規模のサイン会になったこと。 一整のまつわる生い立ち、恋心についてもさらりと(?)ふれられており、恋の行方についてはわからないままの終わり方はそれはそれでよかったのではと思えた。 作者・村山早紀のリアル店舗に対する思い、本に対する思いはそこはかとなく強く深く感じることが出来、そのことに関しても心打たれ、感じ入った。 とても素敵な物語。 とても素敵な本。 読めて、読み終えて、良かった。 ありがとう。 星をつなぐ手 桜風堂ものがたり [ 村山 早紀 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.06.05 23:19:52
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