|
テーマ:読書(8503)
カテゴリ:読書
森絵都さんの著書を初めて読んだ。 経験と調査(勉強)に裏打ちされた、重厚な糧を基にした作品だと思えた。 「器を探して」 「犬の散歩」 「守護神」 「鐘の音」 「ジェネレーションX」 「風に舞いあがるビニールシート」 からなる。 「器を探して」は面白く読んだ。 「犬の散歩」は犬を取り巻く環境を知ることが出来た。 「守護神」では日本文学における造詣の深さと勉学の賜物を感じさせた。 「鐘の音」は仏像の種類の豊富さと知識に感心した。 「ジェネレーションX」はクレームの顧客対応と高校野球への思いを感じた。 「風に舞いあがるビニールシート」はこの時の世界情勢を知ることが出来た。いま、アフガニスタンがアメリカの助力が元も子もなくなってしまったと思える。そのことに愕然とするしかないのか。 直木賞受賞作ということで期待したけれど、趣が異なるのか、私は予想以上に感じることが出来なかった。表題から想像できない内容ではあったが。 風に舞いあがるビニールシート (文春文庫) [ 森絵都 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.06.19 20:59:47
コメント(0) | コメントを書く
[読書] カテゴリの最新記事
|
|