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2022.06.26
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カテゴリ:読書


本の付録?羊毛フェルトがキー・アイテム(?)となる物語。
連作短編集で綴る活きる物語。
第一章:朋香21歳婦人服販売員
第二章:諒35歳家具メーカー経理部
第三章:夏美40歳元雑誌編集者
第四章:浩弥30歳ニート
第五章:正雄65歳定年退職

作者のインタビューを読むと第二章:諒35歳に一番思いがあったようだけれど、私が最も感情を揺さぶられたのは第三章:夏美40歳であった。自分の進むべき道、進みたい道に進めない。自身の思いとは裏腹にまわりは穿った見方で優しくも冷たく対応される。そう感じることしかできない自分がいる。あまりに感動し、はらはらと泣いてしまった。第三章がこのような形で終わるとは主人公・夏美同様まったく予想がつかなかった。
とても素敵な本だと思う。

過去作のチョイ役から今作のキーパーソンとして登場したという司書の”小町さん”。とても素敵です。とてもおおきな女性ということで、ぼる塾の田辺智加さんをイメージしながら読んでいた(笑)。

インタビューを読むと”普通すぎる、毒がない…”と言われ、作家になれなかったという青木さん。それでも”普通で毒がない”物語を書き続けて、作家となった。素敵です。
デビュー作「木曜日にココア」を読んで、興味を持った作家さんだったけれど、読んだ当時、次作がなくなかなか次が書けないんだなと思い、読書から遠ざかっていた私。(私の調べ方が足りずに既に発刊されていたようだけれど)あることをきっかけに読書に戻ってみるとあっというまにたくさんの本を執筆し、売れっ子作家さんとなり、本屋大賞にノミネートされ、この「お探し物は図書室まで」と「赤と青のエスキース」と2年連続本屋大賞2位となっている。
これからも青山さんの本を読みたいと思う。


お探し物は図書室まで (一般書 304) [ 青山 美智子 ]





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最終更新日  2022.06.26 10:57:03
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