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テーマ:読書(8496)
カテゴリ:読書
「かがみの孤城」がアニメ映画になるという。 本日映画館での予告で知った。 そのことを知らず、人気のというか評判の本を読んだ。 不登校という心の問題を扱った作品である。 児童や学生の頃は学校に行くことが当たり前だと思っていたし、少々の病気をおしても学校に行きたかった人間だから、不登校になってしまう子供の心は本質的にはわからないと思う。それゆえか、この作品を読了しても絶賛するほどの思いは湧かなかった。 キラキラと波打つかがみの向こうの世界へ行けるなんて、それだけでファンタジー。そのファンタジーの世界が現実社会とつながっているとは、わかるけれど理解というか実感はない。 この本を読んで救われる(?)子がいるなら広く読まれる方がいいと思える。 この本の世界、この本を読むことによって感じ取れる世界は本を読むことでしか得られないのではないかと思う。 映像化すべきなのかなぁ…。 学校教育に一石を投じると思える傑作なのかもしれない。 かがみの孤城 (一般書 113) [ 辻村 深月 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.10.08 21:40:12
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