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岸田内閣の支持率が3割を切ったそうだ。
内閣支持続落27% 初の3割割れ、不支持43% 時事世論調査(時事通信) - Yahoo!ニュース さもありなんと思う。 総理になるには難しいと思えた岸田首相であるが菅前首相が総裁選に出なくなったことで首相就任となった。何かを変えてくれる、新しいことを始めてくれると期待した人は多かったかもしれない。広島県出身の首相である、期待は膨らんだ。 ”聞く力”があると自負する岸田首相であった。 就任当初はコロナの水際対策など、機敏に対応するように思えた。 各国首脳や政府関係者からの祝辞は多く、また歓迎のコメントが散見された。いくつかは外務大臣をしていたことで見知っているため、歓迎され期待されたと思う。 就任して1年がたった。 期待通りの首相になったかと問われれば否というほかないだろう。内閣支持率が表す通りだといえる。 そのことを端的に示しているのが、安倍元首相の国葬である。 当初は各国首脳や閣僚が訪れると思われたけれど、重鎮と思われる人をはじめ、安倍元首相を知る元首脳や現役の主要各国首脳は来ず、政権とは縁の切れた人や2番手、3番手の役人が来た模様だ。そして、さしたる外交を展開することもなく、早々に帰国したようである。外務大臣をしていた岸首相の交友も力を発揮せずといえる。また、日本国そのものが世界の主要国から軽んじられている証明となったのでないだろうか。国内外の情勢を見て、理由をつけて直前に来日を取りやめたカナダ首相のように、朝令暮改を岸田首相はできない。国葬を独断で瞬時に決めたミスを岸田首相はどのように考えるのであろうか。国民にこれだけ反対され一顧だにされなかった国葬、我を通す岸田首相に聞く耳はない。たとえあったとしても、右から左へ聞き流すだけ。あるいは聞くだけである。(なにもしない) 幕末の志士たちをみると二十代三十代の若者が活躍する。彼らを輩出した藩主のうちの一人、島津斉彬は49歳でこの世を去っている。若い、若すぎる。幕末を思えば還暦の60歳を過ぎた人たちが日本政府を牛耳っているのはおかしくないですか。60歳をすぎた人たちは相談役ではないけれど応援、サポート役に回っていただいて、40代、50代の国会議員が中央に来て活躍すべきだと思う。また、群馬や山口の人だけでなく、どうかするとないがしろにされている、沖縄や北海道の人たちが首相、総理大臣になればと思う。 話は飛躍するが、次の内閣、岸田首相のあとである。 沖縄の思いが強く、現役の国会議員を見たが、首相に推せそうな人はいなかった。沖縄県知事は人徳のある方が歴任されているのに、国会議員は存在感がないなあ、と思えた。そこで、鹿児島なら、誰かいるのではないかと見てみた。現在与党である自民党でないと首相になる目はないので自民党議員をみると、ひとりいた。鹿児島1区宮路拓馬42歳である。 みやじ拓馬のホームページのプロフィールには”2014年の衆議院議員総選挙で全国最年少初当選。現在3期目。当選直後から、農林水産政策、エネルギー政策、障害者に対する性暴力問題、盲ろう教育・難聴問題、手話の問題などの分野に明るい。党内では農林部会や農産物輸出対策促進委員会など、鹿児島の産業に直結する問題に対し積極的に取り組む一方、女性の生理・更年期の問題をテクノロジーの方面からアプローチするフェムテック、障害者に対する性暴力被害問題といった、従来ではタブー視されがちな問題に対し真正面から取り組んでいる。”とある。父・宮路和明・元議員の後継である。ウィキペディアによるとジェンダー問題で、選択制夫婦別姓制度導入に賛成・同性婚賛成・クオータ制賛成などとあり、これだけでも推したい人である。 ところかわって北海道でいるだろうか。目についたのは北海道12区武部新(たけべあらた)である。自民党元幹事長武部勤の後継52歳。ウィキペディアによると女性宮家の創設に反対・選択的夫婦別姓制度導入に反対とあり、みやじ拓馬とは対極にある気がする。 武部あらた公式サイトのプロフィールによると”早稲田大学法学部を卒業、株式会社日本興業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)入行。平成12年同行退社。平成15年 米国シカゴ大学公共政策大学院修士課程修了。平成15年 衆議院議員武部勤秘書。平成24年 衆議院議員初当選 当選4回。岸田内閣で農林水産副大臣に就任。趣味/読書、スポーツ(剣道2段)。好きな言葉/「信なくば立たず」”とある。守旧派の人たちとしてはこちらを選ぶだろうか。 今一人、気になる人がいる。アメリカの大統領選では州知事からの立候補が多い。日本でも総理の呼び声が高い知事がなんにんかいるが、この人、北海道知事・鈴木直道41歳を推したい。埼玉県出身で高卒で都庁に入庁。翌年、勤務しながら法政大学第二部に通い2004年卒業。2008年に北海道夕張市に派遣。2011年夕張市長に当選。2019年に北海道知事に当選し現職。たたき上げといえる経歴である。コロナ禍における対策において小池東京都知事、吉村大阪府知事とともに注目を浴びた。 鈴木直道 公式サイトより座右の銘 ”お金を失うことは小さく失うことだ。名誉を失うことは大きく失うことだ。しかし、勇気を失うことはすべてを失うことだ。”
21世紀に日本が輝くために若手が中央政界に立つことが望まれる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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