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カテゴリ:映画館で見た映画
(C)2022 Universal Studios 前情報なしで見に行くと、フランス映画と思っていた作品がイギリス映画であった。 「英語話しているよ」と思った。 時は”1950年代、第2次世界大戦後のロンドン。夫を戦争で亡くした家政婦ミセス・ハリスは、勤め先でディオールのドレスに出会う。その美しさに魅せられた彼女は、フランスへドレスを買いに行くことを決意。”(映画.comより)とある。 イギリスの未亡人が一念発起してパリに日帰りでディオールのオートクチュール(一品物の仕立服)を買いに行った。ところが次々と話が転がり、風が吹けば桶屋が儲かる的に一週間ほど滞在して洋服を仕立てることに。アヴァンチュール、恋のさや当てになるか!?ディオールの会社変革の立役者ともなり(?)イギリスに帰国すると…。 あとは見てのお楽しみ。 明るく生きてきた年配の女性が何事にも果敢に前向きに行動する姿が潔い。失敗やダメージも多いけれどチャンスと幸運もある。何が彼女をそうさせたか。好感の持てる女性であることを兼ね備えていたせいかもしれない。 予想通りというか予想以上に素敵な作品であった。 主演のレスリー・マンビルは縁がなかったのか見たことがない。なんとゲイリー・オールドマンの元奥様というではないか。出演作も多数あり、活躍している女優と言っていいだろう。 ディオールの支配人役のイザベル・ユペールは近年「エル ELLE」でも話題になったフランスを代表する女優だ。 侯爵役のランベール・ウィルソンとジェイソン・アイザックスはよく見かける。 若手のふたり、会計士役のリュカ・ブラボーはNETFLIXドラマ「エミリー、パリへ行く」でブレイクしたとのこと。ディオールを背負って立つモデル役のアルバ・バチスタはクリス・エヴァンスの新恋人として話題の人。彼女もNETFLIXドラマ「シスター戦士」で主演とのこと。彼女が誘惑と名付けられたドレスを着たときは美しかった。 見ることをお勧めする山あり谷ありの小気味いい映画だ。 2022年/イギリス/116分/G 監督:アンソニー・ファビアン 原作:ポール・ギャリコ 脚本:キャロル・カートライト、アンソニー・ファビアン、キース・トンプソン、オリビア・ヘトリード 出演:レスリー・マンビル、イザベル・ユペール、ランベール・ウィルソン、アルバ・バチスタ リュカ・ブラボー、エレン・トーマス、ローズ・ウィリアムズ、ジェイソン・アイザックス 原題:Mrs Harris Goes to Paris(「ハリス夫人はパリへ行く」) お薦め度 「ミセス・ハリス、パリへ行く」★★★★(80%) 字幕翻訳:栗原とみ子 字幕監修:渡辺三津子 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.11.23 19:14:38
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