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テーマ:読書(8504)
カテゴリ:読書
「おまじない」西加奈子 短編集。 西加奈子の本を初めて読んだ。 短編ゆえ、読みやすいのかと。 短編ごとに区切って読んだ。 8編の物語だが、記憶に残る物語はない。 もっとも昨日読んだ「ドラゴンスープレックス」は記憶にある。 おっさんが登場する物語だ。 関西弁が小気味いい。 そういえば他の作品でも関西弁のアクセント、ニュアンスが感じられてとても心地よかった気がする。 そこのところは私自身が関西人のせいなのかもしれない。 確たる芯になるものをとらえているのだけれど表現として表出していないのは表現できないからか、それとも表現しえないものとして表現しているからか。 なにかわかるようなわからないような、それでいてエモーショナルなものを書いている気がした。
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最終更新日
2022.12.14 23:27:56
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