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テーマ:読書(8503)
カテゴリ:読書
さすがの新川帆立、次はどうなる?と読者の興味を惹きつける。 だから読まずにはいられない。 公正取引員会という強制力をもたない官庁の職員女性を主人公に内偵や調査を行い、悪事を取り締まるというもの。しかし、捜査相手が手ごわく難航する。談合や業者いじめなどを取り上げ、殺人未遂事件も絡んでくる。 小説は読んでいてとても面白い。しかし、恋愛に関しては疑問に思うところあり、納得はいかなかった。そこは私の恋愛定義とは異なると思い気にとめないこととして読み進んだ。 腕っぷしは強いが、正直すぎてバカを見る、あるいは素直すぎてバカを見る、あるいは貧乏くじばかり引く女、主人公・白熊楓。なぜ、このような名前にしたのかわからないが、どんな本にも出てきそうにない独自性あふれた名前だ。 ちなみにこの本は既にドラマ化されている。 読んでから見ることはできなかったので、ドラマを見たけれど一話を見て頓挫した。おもしろくないというか入り込めなかったから。主人公・白熊楓を演じてた杏も相手役・小勝負勉を演じていた坂口健太郎にも違和感があったのかもしれない。 小勝負勉はシュットとしたイケメン俳優が良かったと思う。ディーン・フジオカとか向井理とかがいいけれど、年齢的に無理だったんだろうなぁ。杏が演じた主人公・白熊楓は原作で小柄な女性と明確に書かれている。原作者が想定した主人公、読者が読んでイメージする姿と全く違う長身の杏をなぜキャスティングしたのだろうか。原作ありきであるべきなのに、俳優や制作の都合で改ざんされることは良くないことと思えるのだが。 競争の番人 [ 新川 帆立 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.01.21 22:57:02
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