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カテゴリ:家で見た映画
(C)2022「ある男」製作委員会 この作品、第46回 日本アカデミー賞(2023年)で最優秀作品賞、最優秀監督賞(石川慶)、最優秀脚本賞(向井康介)、最優秀主演男優賞(妻夫木聡)、最優秀助演男優賞(窪田正孝)、最優秀助演女優賞(安藤サクラ)、最優秀録音賞(小川武)、最優秀編集賞(石川慶)を受賞した一本だ。ノミネートまで入れると最優秀助演女優賞(清野菜名)、最優秀撮影賞(近藤龍人)、最優秀照明賞(宗賢次郎)、最優秀音楽賞、最優秀美術賞(我妻弘之)となるのですごいとしか言いようがない。ワンポイントとなるが柄本明の快活な妙演技や仲野太賀の涙、河合優実の色香も特筆すべきものだと思える。真木よう子の色気は気になるところではあり、終幕のシーンを見ているとある種秀逸さを出す意味で必要であるのだが、終幕とその直前の家族3人での食事のシーンは私にとっては蛇足であった。この終幕によって私にとってはシュールさを感じるのではなく、悪趣味な作品にも思えた。 村に来た男。林業に従事する。素直な絵を描く。 口数は少ないが親切。 バツイチ子持ちの女と結婚する。 その男は誰? ……。 その謎解きが主軸であり、男の人生を遡ると生きることの難しさが浮き彫りとなってくる。 とても評判な作品。 推し俳優、ブッキーが主演というので見に行こうとも考えたが、結局映画館へは行かなかった。映画館で見ていれば印象も違ったのかもしれない。 U-NEXTにて 2022年/日本/121分/G 監督:石川慶 原作:平野啓一郎 脚本:向井康介 出演:妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝、清野奈名、眞島秀和、坂元愛 登、山口美也子、カトウシンスケ、河合優実、でんでん、仲野太、真木よう子、柄本明、小野井奈々 「ある男」★★★★(80%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.05.03 19:16:07
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