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カテゴリ:家で見た映画
(C)Marvel Studios 2022 ヒットした「ブラックパンサー」の続編。主人公ティ・チャラ/ブラックパンサーを演じたチャドウィック・ボーズマンが2020年8月に死去したことでその事実を受け止め、代役を立てず、物語に反映した。 チャドウィック・ボーズマンへの哀悼と惜別の思いが冒頭の映像と終幕の映像とクレジットに表れている。 ワカンダにて発掘される特殊金属ヴィラニウムを狙って世界の強国が略奪を狙った。それを阻止して、国際社会と対峙する立場になりつつあるワカンダ。その特殊金属ヴィラニウムを保有する海底神国タロカンという知られざる国家があることが判明。 タロカンのワカンダへの攻撃は、世界列強には内戦ととらえられ、窮地に陥るワカンダ。ワカンダを救うべく、新たなブラックパンサーが出現する。 敵を阻止して相手を殺すことは、目には目をの復讐となり、また神と崇め奉られる海底国タロカンのネイモアを仕留める(殺す)ことは賢明ではないと悟るシュリ(ブラックパンサー)。ここでキリストを十字架にかけたその後の社会現象への考察・反省が見られる。それゆえ単なる娯楽作品でなく深遠な物語となる。国とは、社会とは、世界とは、という命題に結び付き、精神的に深い内容の作品になったと思える。 ラストシーンの子供の出現は続編への期待を持たせる。 あまりに超人、あまりに強すぎるブラックパンサーやネイモアについていけなくなりそうである。そして、クライマックス終盤でタロカンの海底人がワカンダの精鋭たちよりも強いという情景には不満を感じた。ワカンダはもっと強くて良いのでは? Disney+Tにて お薦め度2022年/アメリカ/161分/G 監督:ライアン・クーグラー 原作:ライアン・クーグラー 脚本:ライアン・クーグラー、ジョー・ロバート・コール 出演:レティーシャ・ライト、ルピタ・ニョンゴ、ダナイ・グリラ、ウィンストン・デューク、フォローレンンス・カスンバ、ドミニク・ソーン、マベル・カデナ、レイク・ベル、アレックス・リビナリ、ロバート・ジョン・バーク、ダニエル・サバーニ、イザック・バンコレ、コニー・チューメ、テノッチ・ウエルタ・メヒア、マーティン・フリーマン、ジュリア・ルイス=ドレイファス、アンジェラ・バセット、マイケル・B・ジョーダン 原題:Black Panther: Wakanda Forever(「ブラック・パンサー:ワカンダよ永遠に」)「ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー」★★★★(80%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.05.04 19:12:36
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