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カテゴリ:家で見た映画
(C)2022 showbox and MAGNUM9 ALL RIGHTS RESERVED. 見ごたえのある作品であった。 航空機でバイオテロが行われた。 犯人は要求も何もなく、ただ150人の乗客たちを殺したいだけ。 終幕近くの元大臣のセリフ、世の中にはどうしようもない根っからの悪がいますから(みたいな)は大いに納得してしまうほど性悪説の犯人を想像してしまった。 ひとりでも多くの人間を道連れとして殺したい犯人は多くの乗客が搭乗したホノルル行の飛行機スカイコリアに登場する。ウィルスの粉を振りまく犯人。最初の感染者が出て吐血して死亡する。 バイオテロ、ウィルス感染とわかり飛行機内はパニックに陥る。 妻がその飛行機に搭乗したことを知った刑事は、なかなか機能しない国の行政や飛行機会社を難局に立ち向かわせるために孤軍奮闘する。 バイオテロがわかって渡航先となっていたアメリカや途中にある日本の対応におけるハラハラドキドキのシーンは神経をすり減らすほど痛快であった。コロナ禍を経験したこともあり、リアリティをものすごく感じた。 しびれる展開、一刻一刻、タービュランス(急旋回)などなど見もの、見どころがたくさん。 韓国でデモになることも現実を見ているようでリアリティがあった。 さんざんいろいろな状況を見せられてデモがなくなったところで、お腹いっぱい、頭も心もキャパ満杯であった。それゆえ、その後の着陸にかけるアレコレは過剰に思えてしまった。やりすぎだな。 これほどしっかりしたアクシデントのドラマを作ったのは、あっぱれである。 U-NEXTにて 2022年/韓国/141分/G 監督:ハン・ジェリム 脚本:ハン・ジェリム 出演:ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ドヨン、キム・ナムギル、イム・シワン、キム・ソジン、パク・ヘジュン 原題:비상선언 (「非常事態を宣言する」)英題:Emergency Declaration(「緊急事態宣言」) 「非常宣言」★★★★(80%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.06.10 22:34:41
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