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テーマ:最近観た映画。(39929)
カテゴリ:家で見た映画
(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved 主演だけでなく監督もエドワード・ノートンだったのか。 演技力のある俳優と思っているが、「ファイト・クラブ」や「アメリカン・ヒストリーX」の印象が強く見かけより強面な感じがする。そのせいかスター性やアイドル的人気は感じられない。とはいえいい俳優なのだろう。 「マザーレス・ブルックリン」の意味はわからなかったが、映画を見て”母のいないブルックリン子”ということだった。シングル・マザーだったのか、7歳の時に母を亡くし施設へと入ったライオネル(エドワード・ノートン)。彼は奇病というか脳に損傷があり刺激が強すぎると反応して勝手な言葉が飛び出る。その彼を救い出し、私立探偵の助手として仲間3人を養ってくれるボス、ブランク(ブルース・ウィリス)は親以上に大切な存在だった。そのフランクが大勝負に出て、無残にも凶弾に倒れる。彼の死後、その原因となったものを知るためにライオネルはひとり奔走する。 その後の展開は都市再開発に関する不正を暴くもののように思えたが、別の秘密があり、そのことに注目していくことになる。そして…。 正義とか不正に対する怒りとかいったものではなく、個人の秘密の重要さが混沌として複雑で納得しえない結末を迎えさせる。これは私の理解が足りないのか、作品の描き方が足りないのか。腑に落ちない結末は、作品の質とは別にわだかまりを残した。 Amazon Prime Video にて お薦め度2019年/アメリカ/144分/PG12 監督:エドワード・ノートン 原作:ジョナサン・レセム 脚本:エドワード・ノートン 出演:エドワード・ノートン、ブルース・ウィリス、ググ・バサ=ロー、アレック・ボールドウィン、ウィレム・デフォー、ボビー・カナベイル、チェリー・ジョーンズ、マイケル・ケネス・ウィリアムズ、レスリー・マン、イーサン・サプリー、ダラス・ロバーツ、ジョシュ・パイス、ロバート・レイ・ウィズダム、フィッシャー・スティーブンス 原題:Motherless Brooklyn(「母なしブルックリン」) 「マザーレス・ブルックリン」★★★☆(70%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.06.18 19:29:41
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