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カテゴリ:映画館で見た映画
(C)2022 Parallel Films (Marlowe) Ltd. / Hills Productions A.I.E. / Davis Films ニール・ジョーダンという一目を置く監督なのに、こんな古臭い感じのする作品でいいのだろうか。 フィリップ・マーロウといえばボギーことハンフリー・ボガートを思い出す。「三つ数えろ」でフィリップ・マーロウを演じ好評を博したと記憶しているが、身長は173cmとやや低い感じがしていたので長身でガタイのいいリーアム・ニーソン191cmだと違和感がある。しかし、原作によれば186cmと大柄だったようで、原作者によるともっともイメージに合っているのはケーリー・グラント187cmだということである。ゆえに私の思い違いでボギーよりリーアムの方がマーロウらしいのかもしれない。 さて、共演者がダイアン・クルーガーとジェシカ・ラングといった歳を重ねた美女たちであったので、期待もしたが見た目の美しさ以上の妖艶さは望めなかった。 午睡をしてしまうほどの眠気の中で見たので偉そうなことをかけないけれど、センセーショナルなセンシティブな事故や事件について驚くこともなく淡々と見てしまった。ゆえに、その後のクライマックスにハラハラドキドキすることもなかった。(これは私の見方が良くないのか…) おっと、なんと原作がレイモンド・シャンドラーではない。 ”ブッカー賞受賞作家ジョン・バンビルがベンジャミン・ブラック名義で執筆し、チャンドラーの傑作「ロング・グッドバイ」の続編として本家より公認された小説「黒い瞳のブロンド」を原作”(映画.COM)とある。 違うのか……。 2022年/アメリカ・アイルランド・フランス/109分/PG12 監督:ニール・ジョーダン 原作:ジョン・バンビル 脚本:ウィリアム・モナハン、ニール・ジョーダン 出演:リーアム・ニーソン、ダイアン・クルーガー、ジェシカ・ラング、アドウェール・アキノエ=アグバエ、ダニー・ヒューストン、アラン・カミング、コルム・ミーニー、フランソワ・アルノー、ダニエラ・メルヒオール、イアン・ハート、サーナ・カーズレイク 原題:Marlowe(「マーロウ」) お薦め度 「探偵マーロウ」★★★(60%) 字幕翻訳:船越智子 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.07.09 17:35:26
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