|
テーマ:読書(8504)
カテゴリ:読書
綾瀬はるか主演で映画化というので、読んだ。 関東大震災から始まる話。 大正末期の大正12年(1923年)9月1日11時58分32秒に発生した大地震。 その修羅場と化した大都会の中、逃げ惑う人の中に小曽根百合「リボルバー・リリー」と呼ばれた元秘密諜報員はいた。 埼玉の山の中に住むこととなった兄弟。 何故、父に母に打ち捨てられたように家政婦二人との4人での生活が始まるのか。 近くには絶滅種である狼を飼っている左手首から先をなくした老人が住んでいた。 兄弟を逃した一家は父母と姉、家政婦は皆殺しにされた。 兄弟は逃亡の旅に出る。 こんなところから始まり、リリーと少年は出会い陸軍ややくざたちに追いかけまわされる逃亡の日々を過ごす。格闘と撃ちあいの日々。 いつ終わるのか、死ぬことでしか終わらないのか。 嵐のような銃撃戦。 逃亡、追撃の攻防戦。 アクションに次ぐアクション。 文字通りこのまま映像化されればアクション三昧の映画となる。 読み終えてみるとずっと攻防戦だったなぁ。 映画は綾瀬はるかでキャスティングだが、リボルバーも持てないほど小柄な女性と福本莉子を想像しながら読んだ。小説での年齢は不詳であるがアラサーのような気がする。 リボルバー・リリー (講談社文庫) [ 長浦 京 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.07.27 22:16:49
コメント(0) | コメントを書く
[読書] カテゴリの最新記事
|
|