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カテゴリ:映画館で見た映画
(C)原泰久/集英社 (C)2023映画「キングダム」製作委員会 えっ!!? もう終わり⁉ 早く続きが見たい!! 長尺な物語なのに、その長さを感じず、あと1時間ぐらい余裕で見るつもりだったのに。 総力戦の終わりまで見届けるつもりが、敵が一時退却した一時休戦で映画は終わる。その戦いの夜、勝利の美酒に酔っているときに不可解な人物、無双と思える者が登場する。そして、幕切れ!続きを見たいと思うよね、すぐに! 主演の山崎賢人演じる信が日曜劇場「VIVANT」の堺雅人状態。堺雅人よりも出番はないし主役ではないほどに見えた。王の過去物語が長かったせいもあり、主役のお株は吉沢亮に奪われたような恰好。 今回はえい政(吉沢亮)救出に尽力した杏が素晴らしくかっこよかった。闇商人・紫夏(しか)を演じている。杏は「劇場版TOKYO MER走る緊急救命室」の女医で見せたように真っ当な人物を演じていて凛とした佇まいとはっきりとした口跡、矜持を持った人物としてみごとに存在していた。彼女との別れは涙しそうになった。 前作を見ているので羌かい(きょうかい)の清野菜名を初め、満島真之介、岡山天音、三浦貴大、濱津隆之、真壁刀義たちともに戦う面々が出てきたときには嬉しくもあった。大沢たかお演じる王騎(おうき)の白々しい笑い声には恐れ入った。芝居の中で芝居がかった笑い声を演じるのは度胸がいったと思える。 終幕に登場する吉川晃司に驚き、ラストを飾る宇多田ヒカルの歌声は胸に響いた。 本当に早く続きが見たい。 原作を知らず映画を見てはまってしまった。 このところ「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」や「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」を見て長々とくどいアクションに食傷気味であったけれど、本作のアクションシーンに関しては一切そんなことは思わず、長さを感じなかった。(一か所、逃げる紫夏(杏)たちを追う敵兵の騎馬が追いついては離れ追い付いては離れ、接近戦の次にはまた距離があるという繰り返しは不自然に思えた) 戦場での斬りあいに次ぐ、斬りあい、大いに堪能した。 早く続きが見たい!! 2023年/日本/129分/G 監督:佐藤信介 原作:原泰久 脚本:黒岩勉、原泰久 出演:山崎賢人、吉沢亮、橋本環奈、清野菜名、満島真之介、岡山天音、三浦貴大、杏、山田裕貴、高嶋政宏、要潤、加藤雅也、高橋光臣、平山祐介、片岡愛之助、山本耕史、長澤まさみ、玉木宏、佐藤浩市、大沢たかお、萩原利久、濱津隆之、真壁刀義、田中美央、町田大和、佳久創、栄信、青木健 お薦め度 「キングダム 運命の炎」★★★★(80%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.07.30 21:08:04
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