|
テーマ:読書(8512)
カテゴリ:読書
いろんな作家さんを読もうと思うと、アンソロジーを読むことになるのかな。 そう思い、手に取った一冊。 「短編少年」 「逆ソクラテス」伊坂幸太郎 「下野原光一くんについて」あさのあつこ 「四本のラケット」佐川光晴 「ひからない蛍」朝井リョウ 「すーぱー・すたじあむ」柳広司 「夏のアルバム」奥田英朗 「正直な子ども」山崎ナオコーラ 「僕の太陽」小川糸 「跳ぶ少年」石田衣良 解説 壇蜜 これらアンソロジーを読んでいると、読んだそばから忘れていってしまう。 冒頭にあった「逆ソクラテス」はその長編を先に呼んでいたので、記憶に残っている。 多分短編を書いてから長編に書き直したのではないかと思うのだが。と思って確認してみると単行本(長編)「逆ソクラテス」は「逆ソクラテス」を含む短編5作品からなっている。「逆ソクラテス」は連作となる短編の集合体である単行本を読んだがゆえに長編のように思えたが、「逆ソクラテス」は短編「逆ソクラテス」として存在し。このアンソロジーに収録されている「逆ソクラテス」は同じ作品である、ということ。 読み返すほどでなくても、見返せばどのような内容の作品だったかと思い出すのだろうけれど、読んだそばから忘れていってしまうのであれば、それはそれでいいような気がする。 ざっと見返してみると記憶が呼び覚まされた。 読んだばかりであるから当然と言えば当然だけれど、そう思うとどれも少年のその日その時を描いた光る作品だと思えた。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.09.09 11:59:41
コメント(0) | コメントを書く
[読書] カテゴリの最新記事
|
|