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テーマ:読書(8516)
カテゴリ:読書
選んだ本を間違えたようだ。 明治となって西南の役(西南戦争)を終えて、武士というものが消え去ろうとしていた頃、突如、新聞告知された破格の賞金獲得の報に全国から集まった強者ども。 その賞金争奪戦はデス・ゲームであった。 私はデス・ゲームというものに拒否反応を起こすので、読み始め、その内容が分かった時に誤ったと思った。作家・今村飛翔が直木賞受賞した「塞王の楯(さいおうのたて)」を読んで、恋物語も織り込んだ、使命にかける男たちの闘いを興味を持って読んだので、時代小説も良いかと書店で見かけた本能装丁に惹かれて読み始めたが…。 この本のデス・ゲームの設定のように、途中離脱は許されないような気がして、読み進め、読了した。 京都から東京(江戸)に至るデス・ゲーム。途中の関所では持ち点(持ち札)が得点数を越えていないと通過できない。 この本は京都から始まり、遠州に入るくらいで終わる。 斬ったはったが好きな人、デス・ゲームが好きな人には楽しめる作品かもしれないが、続編を読むかは……。 途中離脱が出来ないのであれば、いつかは読まねばなるまい……。 イクサガミ 天 (講談社文庫) [ 今村 翔吾 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.09.18 09:51:20
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