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カテゴリ:家で見た映画
(C)2023 FANTASIA 日本アカデミー最優秀作品賞が「ゴジラ-0.1」だったことに気落ちして、ならばキネマ旬報ベストテン1位の「せかいのおきく」のほうが良いのではないだろうかと思い見てみた。 見終えてみると、なんだかなぁ、といった感じに捕らわれてしまった。 監督・阪本順治は何を描きたかったのだろうか。 見どころはあるのか。 見ごたえは「ゴジラ-0.1」の方が圧倒的にある。淡々とした日常を描くにはベストテン2位の「パーフェクト・デイズ」の方が優れているのではないだろうか。白黒映画である点、冒頭のクレジットが縦書きである点など、邦画の鋭さを発揮する描き方かと思えたが、各章の最後にカラーになる点、エンド・クレジットが横書きである点などこれまたなんだかなぁと思えた。口跡、セリフがしっかりとはっきりとしていた石橋蓮司は素晴らしく、黒木華、池松壮亮の間にあって寛一郎がみごとに演技していることに注目した。 江戸時代に屎尿を農家が購入していたという事実を知ったことは勉強になった。 2023年/日本/89分/G 監督:阪本順治 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.03.09 19:45:43
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