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テーマ:読書(8496)
カテゴリ:読書
普段読まないたぐいの小説である。 この本を読んで、現代では日本でスリはいないのか(少ない)と思った。 この作品にも登場するが万引きは多い(と思える)。 映画「空白」も万引きに起因する物語だった。 「万引き家族」という映画もあったなぁ。 けれど、これはスリである。 ただのスリではない。天才スリ師。 この彼に最悪な最強な悪(ワル)が取りつく。 悪(ワル)は主人公であるスリの男の生殺与奪(せいさつよだつ)の権限を示した。頼まれたスリの仕事を断れない、抗えない状況に追い込まれた主人公はどうするのか。 スリルというか怖さを感じる作品である。 掏摸(スリ) (河出文庫) [ 中村 文則 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.04.14 19:27:23
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