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テーマ:読書(8503)
カテゴリ:読書
これはミステリー作品の始まり…パクリか? と思ったところで現実世界に移り変わる。 ちょっと違法な(?)始まりである。 映画鑑賞同様、事前情報なしで読み始めたので、事件が起こり、加賀恭一郎登場となって加賀恭一郎シリーズの新作だと知った。加賀恭一郎には阿部寛が想起された。 冒頭除き、犯人は登場せず、共犯者がいるのではないかという疑惑から、共犯者探しの「検証会」が行われる。そこに同席する加賀恭一郎。従来の捜査をするという手法とは違ったように思える。 読ませる、読みやすい、さすがの東野圭吾である。 クライマックスから二転三転の結末。 恐れ入る展開である。 ただ、多少外連味が過ぎたか。納得したり、感嘆したりするというよりは”どうなの?”という印象ももった。 東野圭吾であればやはり傑作と思えるものを読みたい。 あなたが誰かを殺した [ 東野 圭吾 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.04.27 12:22:03
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