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テーマ:ドラマ大好き(3786)
カテゴリ:テレビ
Destiny | TVer 第4話がTverでは配信終了になっていてびっくり。 この第5話も5月14日には終了。 ”「横浜地検」中央支部の検事・西村奏(石原さとみ)は、再会した大学時代の恋人・野木真樹(亀梨和也)に約束した通り、「東京地検」特捜部の主任検事だった父・辻英介(佐々木蔵之介)と、真樹の父で弁護士の野木浩一郎(仲村トオル)が関わっていた、20年前の『環境エネルギー汚職事件』について調べ続けていた。しかし、当時の関係者は一様に口が重く、早々に行き詰まってしまう奏…。すると、支部長の大畑節子(高畑淳子)から、特捜部時代の英介の部下・新里龍一(杉本哲太)を紹介される。 奏と待ち合わせた新里は、『環エネ』事件の後、検事を辞めていた。「何も話せることはない」と言う新里だったが、たったひとつだけ奏に進言する。「辻さんは死をもって真実を封じ込めた」と――。” (以上、Tver) 前半終了の第5話。 わかった?私は理解に苦しむ。この描き方で、この音声データで父が自死したのがわかるのか。とてもわからないと思えたのに。父がはめられたのは間違いない。そして検察が敗れた時、まわりがそっぽを向いた。 たとえ検察が起訴できず敗訴したとしても、誰も責任を取らない。それが現実の社会なのではないだろうか。そう思えるので、これで責任を背負い自死するというのは不可解に思えた。 そんな中、脚本についていけず、疑問に思うシーンが続いていて、脚本が悪いのかと思っていたけれど、ラスト、野木真樹(亀梨和也)の自宅が炎に包まれていた。それを悄然と見つめる野木に対し、警察が職質のように「ここでなにを?」と問う。自分が火をつけたと告げる野木だが、このシーンをとても奇異に感じた。火災に対して消化をしなければならず、ただの野次馬のひとりと思える人物に職質のようなことをするであろうか? 私の想像だが、脚本は悄然と炎を見ていた野木は警察に自ら火をつけましたと言ったのではないかと。あるいはドラマのように職質を受けたと書いたのならば、放火でやけどをしていたとか煤に汚れていたとか、職質をしなければならないきっかけがあるように思える。ただ、そういった様子はこのシーンにはない。私は極めて奇異に感じたので、脚本よりも演出が下手なのではないか、演出が出来ていないのではないかと思えた。この後のシーンとのつながりを考えると、野木が放火を告げるシーンはなくても良い。もし、どうしても映像としてほしければ、奇異に感じるのでセリフを消して警察とやり取りをしているという映像にすれば良かったのにと思う。 見終えて、悩んだ。 このドラマは脚本が良くないのか、演出がダメなのかわからないけれど、シナリオを発売すると告知するくらいだから脚本には自信があるのだろう。だとすれば、演出が良くないのだと判断した。素晴らしく素敵なシーンがいくつもあったけれど、それは脚本と役者のなせる技であって、演技力のある役者人たちがいいシーンを作り上げていたと思える。サッカーに例えて恐縮だが、ゲーム運びがうまくいって選手が躍動しているときは素晴らしい勝ち試合が出来ても、不利になって守勢なると選手起用もプランもできずになすすべなく負けてしまう無策な監督と同じように、自身が演出できないところでは脚本をなぞって気にい感じるシーンにしてしまったのではないだろうか。もし、これが私の勘違い、理解不足であるならば、それはそれでこのドラマを見ていても理解不能なので、推し活でみていた石原さとみには申し訳ないが、第5話にて失礼する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.05.08 23:43:44
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