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2024.06.16
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テーマ:読書(8614)
カテゴリ:読書

14歳〈フォーティーン〉 満州開拓村からの帰還 (集英社新書) | 澤地 久枝 |本 | 通販 | Amazon

(14歳〈フォーティーン〉 満州開拓村からの帰還 – 集英社新書 (shueisha.co.jp)より
”わらしは軍国少女だった。
満州での敗北、難民生活と壮絶な引き揚げ体験。
自身の「戦争」を、いますべて綴る。
「昭和」を見つめ、一貫して戦争や国家を問うてきた著者の原点となったのは、一九四五年、十四歳での敗戦体験だった。家族と渡った満州・吉林。敗戦後の難民生活は一年に及ぶ。「棄民」ともいうべき壮絶な日々、そして一家での日本への引き揚げ……。
 十四歳という多感な少女が軍国少女となり、日に日に戦争に巻き込まれていく様を、自身の記憶と膨大な資料から丁寧に回顧し綴る。
[著者情報]
澤地久枝(さわち ひさえ)
ノンフィクション作家。一九三〇年東京生まれ。四九年中央公論社に入社。六三年「婦人公論」編集部次長を最後に退社。著書に『妻たちの二・二六事件』(中公文庫)、『昭和史のおんな』『滄海よ眠れ ミッドウェー海戦の生と死』(ともに文春文庫)、『火はわが胸中にあり 忘れられた近衛兵士の叛乱 竹橋事件』(岩波現代文庫)など。八六年菊池寛賞、二〇〇八年朝日賞。”
(以上、集英社文庫WEB より)

澤地久枝氏が記憶だけを頼りに書いた終戦前後の満州にいた少女の見聞きしたこと。
ありのままを書いたのだと思う。
そこに悲惨さや悲愴というものはなく、あたりまえとも受け取れる当時のそのところの日常がある。
新聞もラジオも手紙もなく、世の中がどう変わったのか、自分たちの置かれている状況がどういうものか、全く分からない情報のない暮らしの寂莫とした感じを感じながら読んだ。



14歳〈フォーティーン〉 満州開拓村からの帰還 (集英社新書) [ 澤地 久枝 ]





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最終更新日  2024.06.16 19:56:43
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