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テーマ:読書(8612)
カテゴリ:読書
コンサバターシリーズの第二弾。「コンサバター 大英博物館の天才修復士」に続く物語。書き下ろしで文庫となっているので、すごいなぁと思う。 今回も面白く読んだ。 大英博物館とヒースロー空港にアフガニスタンの美術品。入り組んだ物語でワールドワイドな展開はどこまでが事実でどこからがフィクションかわからない。今回登場する二つの絵。幻のひまわりとフェルメールの真作。どちらも実際にあるのかしら。読み終えた今はそのことが気になる。ゴッホは昔からだけれど、フェルメールなんてこの数十年で名前を知った画家である。今ではゴッホに負けないくらい人気なフェルメールである。 作品として主人公のコンサバターであるスギモトに荷を負わせすぎなのではないだろうか。複製画を作ることは現実的でないし、キーマンであるエースが登場しないというのもすっきりしない。とはいえ、ワクワク、ドキドキしながら読んだので、なかなかの物語であった。
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最終更新日
2024.07.11 21:42:35
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