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テーマ:読書(8618)
カテゴリ:読書
Twitterでつぶやいた人に感謝である。 その反響により再販はならずとも文庫として出版されたのだから。そして、ベストセラーに、話題になった。 この本を読むまで彬子女王のことはほとんど知らなかった。 皇室でオクスフォードに留学され、博士号を取ったことも知らなかった。立命館大学に勤務されていることも知らなかった。 彬子女王の事を知り、孤軍奮闘されたオクスフォード留学のことを知り、大学院にて博士を取ることの大変さを知り、日本芸術のことも知ることが出来て、とても良かったと思える。この本が文庫本で出版されて、感謝である。 読み終えた今、彬子女王にお会いしたい、講演などあれば拝聴したいと思える。また出来るならば桜井香雲の金堂壁画の模写を見たい。 四字熟語で章を立て、時折々の留学記をまとめておられるので読みやすく、一期一会ではないが交流を持たれた方々との親交と思いやりに感じ入った。大家族と称されていたけれど、留学の経験とともに彬子女王にとって人生の宝物だと思われた。 とても素敵な本であり、終わるにつれ、あとがきなども読むと涙ぐむ私がいた。 赤と青のガウン オックスフォード留学記 (PHP文庫) [ 彬子女王 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.07.18 23:29:57
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