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テーマ:読書(8498)
カテゴリ:読書
現代の今時の小説である。 コロナ禍の始まり、コロナ禍を過ごし、落ち着いていくコロナ禍の生活。 時と共に描かれるのは、先行きがわからず未来のないコロナ禍当初。死が目前に感じる恐怖感。それが、コロナ禍に慣れる頃になると生きていこうと思えるようになる物語。 「違う羽の鳥」「ロマンス☆」と読んで、こんなので直木賞とるの?と疑問に思った。 「憐光」を読んでこれなら直木賞?と思えるようになり。 「特別縁故者」で展開の妙に納得し「祝福の歌」のワールドワイド感に感嘆。ラストの「さざなみドライブ」はあっぱれであった。 コロナ禍を生き延びて見れば、生きていこうと思える世界なのかもしれない。
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最終更新日
2024.09.07 12:52:58
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