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テーマ:読書(8618)
カテゴリ:読書
この本を読んだ時、かなり動揺した。 本当の恋があるの、本気の恋があるの、かと。これが恋……。そして、女になりたい。 この「私は女になりたい」は以前、図書館で借りて読んでいる。 2023.06.07 読書レビュー「私は女になりたい」窪美澄:著 講談社
とても衝撃的だった。 舞台というか主人公・奈美が院長を務める美容皮膚科が渋谷にある。SHIBUYAである。昨今、ハロウィンで人気がすさまじいSHIBUYA。スクランブル交差点が世界的景観になっているSHIBUYA、である。時代の最先端、TOKYOを代表する街である。 主人公・奈美は47歳。14歳年下の公平・34歳と男女の仲になる。 奈美は思った。”あれが私の人生最後の恋だった。と”(「私は女になりたい」文庫本・解説292ページ) この書籍が文庫本で発売されると聞いた時、読み直して見たい。 買いたい!と思い、書店に赴き、買い求めた。 この文庫本は文庫本棚の棚に並べられて1冊だけあった。 文庫本の解説も読みたいと思った。唯川恵、私の好きな恋愛小説家だ。 読み直すと大筋はわかっていても、こんな段落があったんだ。こんな情景があったんだと改めて認識し、感じ入りながら読んだ。読みながらふと私の元恋人はこの本を読んでどのように感じるのだろうかと思いを馳せた。 初恋は成就しないものと言われている。 最後の恋は成就するのだろうか。 従業員(施術士)柳下さんとお客様の箕浦さんの心持がいい。 私は女になりたい (講談社文庫) [ 窪 美澄 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.09.22 10:13:33
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