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「007 サンダーボール作戦」(1965年作品)感想 | 深層昭和帯 (ameblo.jp) 現在なら絶対アウト!というべき不同意性交というものが描かれている。「嫌よ、嫌よも好きなうち」なんて女を落とす強硬手法を唱えた昭和時代の感覚そのままのシーンであった。ジェームズ・ボンドがこれでは世界中の男たちの大部分は同じことをやっても良いと思ったであろう。とんでもないシーンである。 さて、目を覆いたくなるような女性蔑視のシーンを無視するとして、テレンス・ヤング監督が戻ってきて。またまたいとも簡単に人を殺す。男も女も見境なく銃の一撃で死んでしまう。なんという過激さ。その死に関しては悲惨さ悲愴さを感じさせることなく、物語の一環としてささっと過ぎてしまう。 悪の国際組織スペクターが核弾頭爆弾を盗み、英米首脳に1億ポンドを要求。これに対応するために諜報部員001から009まで招集される。007ジェームズ・ボンドは一人遅れて会議の席に着く。9人そろうが007以外の顔は映されない。各地に散った諜報部員たちであったが、ジェームズ・ボンドはバハマ行きを進言し、一人乗り込む。と思ったらサポートの女性部員やCIAがついてくる。水中アクションを取り入れたシリーズ初の作品。人間関係がこみいっていて、敵を篭絡するために(?)体の関係を持つことをさらっと描いているのがえげつない。(体の関係を持った者を簡単に殺せるのか?) クライマックスは死闘、激突な感じとなったがドミノ(クロディーヌ・オージェ)を救った男性がラスト海に飛び込んだのに救出されないのは気になった(苦笑)絵的に007のロマンスが優先されたのだろう。 1965年/イギリス/130分/ 監督:テレンス・ヤング 原作:イアン・フレミング 原案:ケビン・マクローリー、ジャック・ウィッテンガム、イアン・フレミング 脚本:リチャード・メイボーム、ジョン・ホプキンス、ジャック・ウィッテンガム 出演:ショーン・コネリー、クローディーヌ・オージェ、アドルフォ・チェリ、ルチアナ・パルッツィ、リック・フォン・ナッター、バーナード・リー、マルティーヌ・ベズウィック、ガイ・ドールマン、モリー・ピーターズ、デズモンド・ルウェリン、ロイス・マクスウェル、ローランド・カルバー、アール・キャメロン、ポール・スタシーノ 原題:Thunderball(「サンダーボール」) お薦め度 「007 サンダーボール作戦」★★★☆(70%)
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最終更新日
2024.10.12 23:04:05
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