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カテゴリ:映画館で見た映画
(C) & TM DC (C) 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved 前作「ジョーカー」はジョーカーであることを描き切った作品。怪奇的なのか奇怪なのか、振り切った行き切った男の話であった。恐怖とともに何か親近感ではないが心酔してしまうようなものがあった。ところが2作目の「ジョーカー フォリ・ア・ドゥ」にはそれがない。ジョーカーに惚れてしまったリー(レディ・ガガ)の最後の言葉にもあるように、ないのである。ゆえに前作と今作では天と地の開きがあるほど、真逆、正反対の内容を描いたものである。 不届きながらこの作品を見ながら何度か意識を無くしてしまった。上映後、階段を下りていると女性二人の観客のうち一人が「途中、意識がとんだんだよね」と言い、答えて同伴者が「私も意識とんだ」。とても眠くなる作品なのである。座っていておしりも痛かったと。座席が良くないのか、僕もお尻が痛かった。 <ネタバレ> ネタバレと書いたが、言いたいことは一つだけ。 「ジョーカー」はジョーカーの映画だった。ジョーカーが存在した。 「ジョーカー フォリ・ア・ドゥ」はジョーカーがいない、ジョーカーが消え去ってしまった映画である。 2024年/アメリカ/138分/PG12 監督:トッド・フィリップス 脚本:スコット・シルバー、トッド・フィリップス 出演:ホアキン・フェニックス、レディー・ガガ、ブレンダン・グリーソン、キャサリン・キーナー、ザジー・ビーツ、リー・ギル原題:Joker: Folie a Deux(「ジョーカー:二人狂い」) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.10.15 00:07:36
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