1495796 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

マイライフ・マイシネマアルカディア

マイライフ・マイシネマアルカディア

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

コメント新着

紫陽花@ 「サクリファイス」 自転車競技については、よく知らないので…
りぃー子@ Re:【注目の女優】 野呂佳代(08/07) こんにちは。 私は最近彼女が好きになりま…
キメジマ@ Re[1]:ドラマレビュー 「自転しながら公転する」(04/09) みみみさんへ はじめまして、こんにちは!…
キメジマ@ Re:ドラマレビュー 「自転しながら公転する」(04/09) はじめまして、こんにちは! コメントあり…
みみみ@ Re:ドラマレビュー 「自転しながら公転する」(04/09) はじめまして、検索から来ました。原作が…

ニューストピックス

2024.10.20
XML
カテゴリ:家で見た映画

映画チラシサイト:散り椿

原作と映画が違うことは致し方のないところではあるが、映像的制約とは別に映画化に際しての足し算や引き算が効率的だけでなく意図的に変容されてしまうことは残念である。
この映画でも兄と弟(殿様)の確執が兄(殿様)と弟にかえられ年齢による屈辱がなくなってしまっている。また、物語のキモである上意も小説では格別に意味のある事であったのに対し、映画ではほぼ意味をなさない。伏魔殿のように思える老中たちの影の仕業が映画では十分な説明も映像もなく、これで伝わるのかと思えたし、篠原三右衛門(緒形直人)の死の意味もまったく違ったのものなってしまっていた。小説の真髄を映像化できなかった点においてとても残念である。しかし、このように書き換えた台本で映画化した意図なり意味はあるのだろう。ただ、それが私にはわからない、伝わってこなかった。
映像となりあらためて気づいた点。肉付きの良い美女であるとされた瓜生篠が麻生久美子であり、似た妹の坂下里美が黒木華であった。両人とも演技巧者であるけれど、藩内随一ともてはやされた美人であるから一目瞭然、そう思える女優であればと思えた。また、人相風体が小説と違っていることは仕方ないにしても瓜生新兵衛の剣の構え方が真摯で実直である武士であるならば、すくっと立ち姿が美しい構えがよかったのではないだろうか。かがんで腰を落とした構えは不細工で正当な剣の達人には見えなかった。

U-NEXTにて

2018年/日本/112分/G

監督:木村大作
原作:葉室麟
脚本:小泉堯史、木村大作
出演:岡田准一、西島秀俊黒木華池松壮亮麻生久美子緒形直人新井浩文柳楽優弥芳根京子駿河太郎渡辺大石橋蓮司富司純子奥田瑛二、柄本時生、矢島健一、螢雪次朗
お薦め度
「​散り椿​」★★★(60%)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024.10.20 19:40:34
コメント(0) | コメントを書く


プロフィール

キメジマ

キメジマ

カテゴリ

お気に入りブログ

正社員から見た、退… New! りぃー子さん


© Rakuten Group, Inc.
X