本屋が好きデス。
たいていは好きな作家の本を
探しにプラプラしに行くのですが
たまに本屋オススメなんかもめくってみたり
新規開拓なんかもしたりします。
漫画だと まずは表紙を見て
『好きな画だなぁ』から入ります。
あとは帯に書かれたアラスジなんかで
ピンときたりすると買い込む感じ。
最近漫画で なんだか気になって
手にとったもので『痛恨の一撃』を
受けたモノがあったので書き記してみまそか。
作者は浅野いにおさん
作品は『世界の終わりと夜明け前』
『虹ヶ原ホログラフ』
まず『世界の終わりと夜明け前』
を本屋の新刊コーナーでみかけ装丁が
気に入って購入。
奇妙にどこか繋がっている短編集。
なんというか。
『痛かった』
世界の終わりー の一部の言葉
『あの頃の僕は・・・ 目を閉じれば、
何にだってなれたし どこへでもいけた。
未来にだって行けたんだ。
けれど あの時の未来が今の自分と
ぴったり重ならないのは・・・
僕がどこかに大切なものを
置いてきてしまったからなのかな?』
『今はとにかく、どこにいても
何をしてても、ただただ・・・寂しい』
『たまに思うんだ。
目を開けたら何事もなかったみたいに
子供の頃の自分に戻れるんじゃないかって。』
『・・・でもやっぱりそんなことはなくて、
今の自分は自分でしかないんだよな』
諦めではない このセリフを言った後の
主人公の穏やかな顔が焼きついた。
『虹ヶ原ホログラフ』
様々な人間がひとつで繋がって
やがて蝶となって放たれていく話。
絶望した少年に魔法の箱と共に
かけられた言葉
『この箱の蓋を開けるかどうか
それは君の自由だ。ただし、
たとえ世の中がどんなに不毛だとしても、
強い意志を持ちなさい
君の人生の行く先は
君が決めていいんだよ。』
あー久しぶりにガツンと痛かった。
『世界の終わりと夜明け前』は小学館
『虹ヶ原ホログラフ』は太田出版
一度めくってみてくだされ。
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