昨日12月21日は去年天国に
旅立った 猫の一周忌でした。
大好きだったケンタのチキン・チーズ蒸しパン
ちくわ・チーズ・牛乳をお供えしました。
女のコで18歳のおばあちゃんでしたが
亡くなる1年前に乳癌にかかるまで
大きな病気ひとつしたことがなく
元気なコでした (´・ω・)
40針以上縫う大手術も耐え
その後の容態も大変よく
3ヶ月再発しなければ大丈夫でしょうと
言われておりましたが、その3ヵ月後
除去した近くに癌は再発してしまいました。
オイラは癌になる前からいつもこのコに
話しかけていたことがありました。
『もし、お前の体になにかあって
神様に会うことがあったら
こういうんだよ。
“虹郎(オラの名前)がかわりに病気を
もらってくれるから病気は虹郎に
あげてワタシを元気にしてください”ってね』
って。
だけど実際もらってやることも
苦しみをかわってやることもできず
ただ傍にいて診てやっていただけでした。
手術により腎臓値に異常が出て
そこから併発して 目が見えなくなり
歩けなくなり 最後は口から食事も
できない状態でした。
耳だけはかろうじて聞こえていたようなので
身体に触れながらオイラとわかるように
声をかけながらの看病を最期までしていました。
このコの病気がわかった後に
見た夢があります。
真っ白な部屋のようなところを
オイラが進んで行くと部屋のあちこちに
病気の猫や苦しんでいる猫が横たわって
いるのです。その中をオイラはそのコ達に
『ごめんね。助けてあげられないんだ
ごめんね。ごめんね。』と言いながら
歩いていくと 先に椅子のようなモノがあり
そこに オイラの猫がいて『ニャー』って鳴いた。
そしてオイラは『一緒に帰るんだよ』って
大事に腕に抱いて、またたくさんの
苦しんでる猫達の間を『ごめんね』と
言いながら帰って・・・・ってとこで
目が覚めた そんな夢。
オイラは連れて帰ってこれたから
きっとこのコは大丈夫なんだと
きっと元気になるんだと思ってた。
でもそれはきっと オイラの傍に
少しでも長くいたいと思ってくれていた
このコの気持ちがそうさせたことなのかも
しれないと後になって思った。
病院の先生が今夜がヤマですと
言ってからも本当に細い身体で
がんばってくれていた姿を
今でもはっきり覚えています。
オイラはもうがんばらなくても
いいんだよって言ったけど
あのコはがんばって少しでも
生きていたかったんだと思いました。
子供のようで姉のようで母のようだった
猫なのに人間みたいな やさしい猫でした。
きっと今も見えないけど
いつも傍にいてくれているんだろうと
そう思っています。
オイラが泣いているの見ると
『どうしたの?』とフーンって言いながら
傍にきてくれて あまり泣き止まないと
『泣くな!』って怒ったコなので
泣いていると また怒られそうだけど
これは悲しい涙ではないんだよ。
オイラの心の中でいつまでも生きています。
出逢ってくれて本当にありがとう。
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